ぬぅ・・・ | |
ウェッポンマスタリー先生がオルクスさんと戦ってるようだねー。 |
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んで、どうしよっか? |
ここは宝物の次元界。 メス達は・・・ 「ウェッポンマスタリー先生がオルクスに襲撃された報告」を聞く。 |
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HAHAHA♪ 見捨ててトンズラしよーぜー♪ |
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んー。 逃げきれるかなぁ。 |
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オルクスさんはパワーポイント多いし丈夫だし ルールにのってるモンスターで3強にはいるよね? (フツーにヤバイ相手なのー) |
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むぅ。 | |
メスはイモータルルールを読みながら考察する。 |
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モンスターのデーターをプレイ中に確認するプレイヤーって酷くね? | |
(珍しくもないけどさ・・・) |
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はーい。 イモータルルール没収でーす。 |
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ぬきゃ! ヾ(゚ロ゚;三;゚ロ゚)ノの!のぉぉ! |
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ふん。 ルールだけ読んでもどーにもならんわ。 |
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付近を捜索して武器を探すぞ。 |
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じゃー兵士達は捜索よろー。 |
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了解です! (>ω<)ゝシュビビ! |
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大戦争女王軍は四方八方に別れ、周囲を探索する。 空を飛べるマジックユーザーは上空からも探索する。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ そして5ターン後(50分後) 兵士がテントに飛び込んだ。 |
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ε”ε”ε(ノ´・д・)ノ報告ほーこーく! | |
なんか「変わった湖」を発見しましたよー。 |
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湖? そんなに重要な情報かしらん? |
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とにかく湖に行くよ。 |
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ではメス達は湖に移動。 | |
2ターン後 到着。 そこには歯科医院みたいに薬臭い「緑の湖」があった。 周囲は小虫1匹いない。 水草1本生えていない。 |
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ああ、これってエリクサーの湖かな? |
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そう言えばエリクサーの海があるって聞きましたよ。 |
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つかエリクサーの湖なんかあったらクレリックはいらないじゃん。 | |
まぁ、いいや。 とにかく両手ですくってエリクサーの水を飲むわ。 ごくごく、じゅじゅじゅー。 |
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へ!? |
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(なんで唐突に飲んだの?) |
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セールちゃんマジですか? | |
シッカリした子だと思ってたのに・・・ |
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へ? え? |
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エリクサーだから体に良いんでしょ? |
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さすがに警戒すると思ってたんだがなー。 やっぱマスターの予想って当たらんわ。 |
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あれ? ヤバかった? |
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ああ・・・ セールちゃんの肉体がすごーく回復し、生命力があふれまくる。 |
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体中のシミも毛穴の汚れすら消えてピカピカ肌になりすぎる。 |
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あらいいじゃない。 |
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いくない! 常軌を逸した超回復といっていい! |
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セールちゃんの肉体が生命があふれ。 心臓から血があふれ。 HPが最大HPが100まで増える! |
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どえええええ! ひゃくぅ! |
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セールちゃんタンクになれるの! |
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あきらかに矛盾したHP! オーバーライフ! |
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やがて セールちゃんの全身がアキラに出てくるテツオみたいにふくれていく! |
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セールちゃーん! セールちゃーん! |
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あれほど地べたの水はのんじゃダメとしつけたのにどーして飲んだかな? | |
めっ! 「め」でしょ! |
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それ、あんたが犬にしてるシツケでしょ! |
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あわわわわ・・・ |
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はーい、と言うわけで♪ 久しぶりにセーヴィングスローいこーか♪ |
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デスレイ・毒でお願いしやーす♪ (↑嬉しそう) |
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エリクサー飲んで毒判定て | |
ダイスコロコロ・・・ 2で失敗よぉ。 |
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ではセールちゃんの体がますます膨(ふく)れまくる! | |
腹が20倍ぐらいにふくれカエルみたいになる! |
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ぬきゃーー! | |
いてーよ!いてーよ! 誰かたすけーてー! |
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これさ、とがったモノでつっつくと破裂すんじゃねーの? |
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マジで! | |
ノーマルソードの先でお腹をツンツンするの! ハラハラ! ドキドキ! |
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ゴラァァァ! 人の体で風船ゲームすんなー! |
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流れるようにおきるクズムーブ。 | |
私のキャラもカオティックだから参加したほうがいんだろうか? (でも人として参加できない) |
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ツンツン・・・ プスッ! |
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ハイ。 アウトぉ! |
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ノーマルソードがセールちゃんのお腹を刺した瞬間! パ ン ッ ! セールちゃんの腹が風船みてーに割れる! 更に臓器が天にむかって噴き出しまくる! |
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きゃあぁあぁあぁ! |
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きゃあぁあぁあぁ! |
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セールちゃん墜つ。 |
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蛙をストローで膨(ふく)らませて、破裂させた時ぐれー後味悪いな。 |
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あー、えっと・・・ | |
カキリン。 回復頼む。 |
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(コクコク) | |
お腹が破裂したセールちゃんはキュアオールで雑に再生した。 |
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イヤー。 酷い目にあったアルヨー。 |
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つかグロシーンをギャグに使うなと テメーラのブラッドは何色じゃい。 |
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すまぬ。 すまぬ。 |
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つい。 |
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つかさ、このエリクサーってデーモンを倒す武器に使えねーか? |
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んー。 デーモンって色んな免疫あるし |
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デーモンにはコレよりも聖水のほうが効くと思うけどねー。 |
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じゃー、どーしますか? |
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なら、この湖の水を全部聖水に入れ替えればイイー。 | |
(聖水いっぱいでバトル優位) |
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なーる♪ (σ・∀・)σグッドアイデア♪ |
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だったらロアウォータやりまくって湖の水位を下げまくって・・・ 最後は手作業で水をぬき・・・ ※ロアウォータは水位を下げる魔法だよ |
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クリエイトホーリーウォーターで聖水をつくりまくって湖にぶっこみ | |
あとはウイッシュで水位を上げれば 聖水の湖ができると思う。 (最後の仕上げはパーマネンスの魔法で永続化ー) |
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(えー、処理が複雑ー) |
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ふむ。 だったら兵士も使って治水工事もしたほうがいいかもねぇ。 |
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了解しマスター。 |
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さっそく行きます! | |
そんな感じでメス達と大戦争女王軍は「湖の水」を「聖水」に入れ替えた。 |
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まー聖水が沢山あればデーモン対策になりそーね。 |
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でも、それだけじゃ心許(こころもと)ないよー。 | |
なんか決め手になる作戦があればいいんだけど。 ・・・・ ・・ パーティは悩み そんな時に、また兵士から報告が入る。 |
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シュババ!ッ! メスっち総司令官報告です! (>ω<)ゝビシッ |
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なにかな? なにかな? |
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傷ついたウェツポンマスタリー先生と兵士10人が帰還しました。 | |
いま、野営地の北側にいます。 「ウェツポンマスタリー先生」 |
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あ! ウェッポンマスタリー先生を忘れてたの! |
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すげーなお前。 |
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TRPGやってるとプレイヤーの忘却能力が高すぎてビビるー。 |
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すぐにウェッポンマスタリー先生をおよびしますか? |
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それがいいですね。 なにがあったか知りたいです。 |
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じゃーみんなテントに集合。 | |
メス達はテントでウェッポンマスタリー先生と再開した。 (たぶん) 「現在位置」 |
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・・・・・・。 | |
ウェッポンマスタリー先生は「右腕」と「左手の全指」がなく全身血まみれ 見るだけで超痛い。 |
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手と指がないって・・・ 戦士として致命傷ねぇ。 |
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クレリック班はすぐに治療をお願いします! |
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(コクッ!コクッ!) |
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いや、私は後でいい! まだ兵士がデーモンに襲われている! |
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すぐに救援を 頼 む ! __|\○_ 頼む! 頼むぅぅ! |
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ウェッポンマスタリー先生は地面に頭をすりつけて頼みこむ。 | |
血の涙を流して頼み込む。 血の水たまりを作りながら頼み込む。 ウェッポンマスタリー先生は恥も外聞も捨てて超絶必死だった。 |
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にゅ、にゅう。 また感情にうたえる攻撃を~。 |
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メス、これは助けにいくしかないですよ! |
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危険でリスクだらけだけど・・・ | |
しゃーないねぇ。 |
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いや。 チョイ待て。 |
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その前にやらなければならない重要な儀式があるだろ。 湖の近くに来てくれ。 シネ=シネが今までにないマジ顔で提案する。 |
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へ? |
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へ? |
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なんぞ? |
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いいからいいから。 | |
恐ろしく重要な儀式だ。 シネ=シネはパーティとウェッポンマスタリー先生を湖の前まで移動させた。 呆気に取られたパーティはシネ=シネに従う。 |
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なんで湖の前? |
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さぁ? |
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なんだこの湖は? |
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まじめな話だ。 なにも聞かないで湖の前で立ってくれ。 |
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親の葬式よりも重要な儀式なのだ。 |
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ああ。 分かった。 |
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ウェッポンマスタリー先生が戸惑いながら湖の前に立つ。 |
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なーにー? |
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脈絡がなさすぎてサッパリです。 | |
どーすんですかコレ? |
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こーすんだよ! | |
ドロップキーック! シネ=シネは助走をつけてドロップキックを発動! ウェッポンマスタリー先生を湖に叩き落とそうとする! |
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えええ! |
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なにすんじゃー! 害悪獣! |
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あー、えーと | |
敏捷性判定に成功すれば湖に落とせるよ。 |
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ダイスの目は1! 超大成功じゃーーい! |
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なんでこんなクソ判定だけに本気だすんじゃーい! |
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成功しすぎ! | |
シネ=シネは「餓狼伝説の空破弾」みてーにすっげードロップキックをブチかます! 「ウェッポンマスタリー先生の顔面」をスローモーションでエグりまくる! ※空破弾はアンディ・ボガードの必殺技。 |
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なにをー! | |
ドボーン! ウェッポンマスタリー先生が聖水の湖に叩き落とされた! |
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こらー! このデビルエルフ! やって良いことと悪い事の区別もつかないのかー! |
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でもカオティックイビルとしては見ると正しいロールプレイ。 | |
嫌がるマスターもいるし・・・この辺の正否は難しい。 |
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いや、この行動は正解ですよ。 |
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え? | |
え? | |
ぐぎゃあああ! なぜ私の正体が分かったぁぁ! |
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信じられん! デーモンのペットのペットにすぎんダークエルフがワシの完璧な変身を! コ□ッス!コ□ッス! |
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のの! |
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ウェッポンマスタリー先生はアイスクリームのようにドロドロに溶け! 姿が変わる! |
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鳥の顔をしたデーモンへと変位する! 「こんなデーモン」 |
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こけぇえぇえぇ! | |
このデーモンは下級デーモンのように見えるが、それでも弱いイモータルよりは圧倒的に強いのだろう。 |
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デーモン! |
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ちょ! 全然きづかなかったの! |
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ノーヒントですよね? なんで分かったんですかー? |
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もしかして・・・ 同じ悪だから悪を見破った・・・ |
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とか? ・・・・ ・・ |
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え? デーモンだったの? |
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単なる昭和の暴力ギャグだったのに 大失敗じゃーん! シネ=シネは渾身のパワハラ芸がすべって頭をかかえた。 |
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おーい! |
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おーい! |
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(昭和の暴力ギャグだったんだ・・・) |
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うちのパーティにデーモン以上の悪魔がおりますよ。 | |
パーティは色んな意味でドン引きした。 |
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コ□ッス! コ□ッス! |
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それはそーと | |
デーモンの動きが気になる。 敵のほうから罠をしかけてきたのは今回が初めてかもしれない。 「デーモンが入り込んでたら地獄のようにヤバくね?敵のほうが戦力上なんだけど」 |
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