アタおか | |
2023年9月25日 今回はリプレイじゃなくてウェッポンマスタリー先生の話なの。 |
今度こそ私が救う! |
ここは宝物の次元界 ウェッポンマスタリー先生が「金貨の津波」にやられた兵士達を救出していた。 「ウェッポンマスタリー先生」 「宝物の次元界」 |
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うう・・・ | |
誰かーん |
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飲めキュアオールポーションだ。 | |
ウェッポンマスタリー先生が膝枕(ひざまくら)させながら、兵士に薬を飲ませる。 |
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うう・・・(T△T) すいませんアネさん。 |
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本隊は? メスっち卿はどうなりましたか? |
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クソだ! | |
あいつらはとっとと南に逃げ出したよ。 |
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いやいや! そりゃ、そーですよ! ( ノ;Д;)ノ |
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アネさんも逃げて下さい! なんか、ココおかしいですよ! |
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駄目だ。 私は傷ついた弱者を見捨てない。 |
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ウェッポンマスタリー先生は兵士から離れ 被害が大きい場所にズンズンと向かう。 |
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駄目ですってアネさーん! ( ノ≧△≦)ノ |
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深追いしたら死にますって! |
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引き下がるものか。 | |
私はヒナグリフで最後まで魔女を見捨てなかった。 農奴も最後まで見捨てなかった! |
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私は! 私は! |
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・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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・・・・・・。 | |
私は弱者を救えたのか? ウェッポンマスタリー先生が自問自答する。 |
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なのん? | |
(遠くで誰かが噂してる?) |
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皮肉なモノだな。 弱者の味方アピールしてる私はなぜか弱者を救えていない。 |
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好き勝手に生きているメス=ブルーファントムのほうが、よっぽど弱者を救っているのではないか? ・・・・ ・・ |
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だが生き方は変えられん! | |
ウェッポンマスタリー先生は奮起し、金貨が積み上げられた丘を越える。 |
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くっ・・・ 酷い場所に来たな・・・ |
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そこは兵士の死体が何千と転がる血の池地獄だった。 ウェッポンマスタリー先生が血の池にドボンと入り探索を続ける。 |
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生き残りは・・・ |
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うう・・・ | |
足下で兵士のうめき声を聞こえる。 兵士の両目には金貨が刺さっているようだ。 |
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おい、大丈夫か? キュアオールポーションをかけるぞ。 |
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アネ・・・さん? | |
なんでココに? なんで逃げてないんですかアネさん? |
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おまえまでなにを? |
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こいつは戦場ですぜ! | |
司令官が傷ついた1兵士をいちいち助けてたら戦争になりやせん! アネさんの持ち場に戻って下さい。 |
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お が っ ! |
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兵士がバケツ一杯分の血反吐を吐く。 |
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おい! しっかりしろ! |
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アネさん | |
優しすぎるよ。 そんなんじゃ・・・ |
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そんなんじゃ? |
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ああ・・・ |
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ぶしゃぁあぁあぁ! |
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兵士の肉体が爆竹のように破裂し 兵士の肉から大量すぎる血があふれ出す! ありえない出血量! これではもはや火山噴火! |
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○△$×#%&×!? | |
血から噴き出す巨大骨! |
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カタカタカタ・・・ | |
兵士は・・・ 兵士の骨は巨大化しすぎていた。 兵士は・・・ 全長15mの巨大なスケルトンに変異していた! |
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カタカタカタ・・・ | |
ガルガンチュア・スケルトン! |
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カタカタカタ・・・ | |
カタカタカタ・・・ | |
巨大なスケルトンは1体だけではない。 周囲に転がっていた兵士の肉体が次々と破裂し、何百という巨大スケルトンが現れる。 地獄よりも悲惨な光景。 |
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そんな! 誰がこんなことを!? |
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俺だけど? | |
ウェッポンマスタリー先生の言葉に答えるように 4m半ぐらいの悪魔がウェッポンマスタリー先生の視界に入り込む。 哺乳類の骨をかぶったナニか。 偉大な上級デーモンに見えるナニか。 上級存在すぎてナニがなんだか分からない。 |
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貴様がやったのか! |
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ああ。 死奴(しど)を増やしたんだな。 |
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死奴(しど)を増やして 宝物の次元界で支配者ズラしてる「イデオロギー・スタッフ」にリベンジしてやるんだな。 |
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なにをいっている? |
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ああ・・・えっと・・・ アホでも分かるように言えば ぶっコ□すためにぶっコ□して、アンデッド増やしてるのよ。 |
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邪悪なデーモンがぁぁぁ! | |
ウェッポンマスタリー先生が矢のような速度でデーモンに飛びかかる。 |
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!!!! | |
!!!! | |
が、できない! その前に「15mはある巨大スケルトン」が骨で出来た棍棒で、ウェッポンマスタリー先生をモグラ叩きゲームのように叩きまくる! |
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ディフレクト(受け流し)! ディフレクト(受け流し)! ディフレクト(受け流し)! |
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ウェッポンマスタリー先生が巨大スケルトンの乱撃を剣でなんなく受け流す。 それは剣聖による究極の受け流しスキル。 |
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凄いド。 100の次元界を死領(しりょう)に変えたオデが見ても世界一の剣技ダド。 |
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この剣で貴様を倒し、弱者を救ってやる! | |
ウェッポンマスタリー先生がインパラのように飛び、上空からデーモンの頭を叩き割ろうとする! |
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え? 弱者を救うって それ、サバンナでシマウマ喰ってるライオンにも言えるん? |
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言ってヤルよ! |
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アタおか。 | |
太ったデーモンは鼻くそを丸めるように「黒いエネルギー体」を指で丸め 鼻くそをぶつけるように「黒いエネルギー体」をウェッポンマスタリー先生にぶつける。 |
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!!! | |
大 撃 ! ウェッポンマスタリー先生は100mほど後方に吹き飛び デコピンくらった蚊のように無惨に死ぬ! アッサリ死にすぎる。 |
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が、ぽ・・・ |
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普通の人間ならシマウマもライオンも両方不幸にするよ ( ´・∀・)(・∀・` )ネー |
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ば! ば! |
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ぽ ば あ ! |
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太ったデーモンがウェッポンマスタリー先生をチラリと見ると ウェッポンマスタリー先生の体は風船のように破裂 ウェッポンマスタリー先生の中から15mの巨大スケルトンが現れる。 |
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ガガガ、ギギ・・・ |
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そのスケルトンはなぜか真っ赤な体をしていた。 |
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じゃあ、次の素材を探そっか。 |
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太ったデーモンは前に進む。 |
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ガチャガチャ。 ガチャ。 |
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ガチャガチャ。 ガチャ。 |
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100体の巨大なスケルトンが太ったデーモンについていく。 |
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ガチャガチャ。 ガチャ。 |
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ウェッポンマスタリー先生だった赤いスケルトンもついていく。 |
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素材を集めて俺達デーモンをペット扱いした「イデオロギー・スタッフ」をぶっコロしてやっからな。 | |
りべーんじー! ムッチャりべーんじー! 太ったデーモンは超ハッスルしていた。 |
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これらの情報はプレイヤーにあえて伝えていない。 |
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