宝物の次元界につきましたーん | |
2023年6月24日 こちらがBパート。 Aパートの続きなの。 |
久しぶりだな。 |
|
やーやー♪ ロクジュウジちゃん♪ 鬼のように久し振りだねー♪ |
「現在位置:ロクジュウジちゃん登場なのん」 |
|
たしか1部の最後で喧嘩別れして以来なのー♪ | |
ワ━(*゚∀゚人゚∀゚*)━ィ♪! (ノ*´∀)人(∀`*ヽ)キャッキャ! |
|
ついにここまで来ましたよ。 ロクジュウジ。 |
|
そうか | |
帰 れ ! |
|
は? | |
へ? | |
いいか! こっから先は人間が入っていいような領域じゃねーんだよ! |
|
いくらメスでも生き残れない。 だから悪いことは言わん、帰れ。 |
|
なによ藪から棒(やぶからぼう)に・・・ |
|
情報不足すぎて分からない。 宝物の次元界がどんな場所か説明してほしい。 |
|
ああ、簡潔に教えてやるよ。 | |
宝物の次元界はな・・・ 危険な宝物を封印するためにつくられた次元界だ。 |
|
マンマじゃん! |
|
もっとひねろよマスター。 |
|
マンマじゃねーよ。 お前らが考えるよりも宝物の次元界は遙かにスケールがデケー。 |
|
例えば・・・ 星に住む人間の思想を全て書き換える イデオロギースタッフ 太陽を爆破する火薬 黒色太陽火薬 そして億の人間を殺しあわせる 禁思想図書館 |
|
そーいう、世の中を無茶苦茶にする宝物が宝物の次元界にはワンサカとある。 | |
言うなれば超危険アイテムの伏魔殿だ。 |
|
なるほど・・・ | |
思ったよりも酷いですね・・・ |
|
(禁思想図書館、、、か) |
|
ほっほー♪ イタズラできそうなマジックアイテムたんまりなんだねー♪ |
|
それだけじゃない。 | |
ヤバい化け物を多元宇宙から集めて封印してある。 |
|
例えば? | |
お前らが倒した「王のテロル」も宝物の次元界に封印した。 | |
「王のテロル」 そしてお前らに協力したテロルの冒険者も封印してある。 「テロルの冒険者」 |
|
げぇぇぇ!? またテロルが出てくるの!? |
|
ヨシ♪ テロルの冒険者さんも回収するの♪ |
|
これで更にやりたい放題になれるよね♪ |
|
つか、なんでそんなに封印してるんだよ。 |
|
俺はな・・・ | |
全ての多元宇宙から危険なモノを回収し、宝物の次元界に封印することで 全次元の平和を守ってるんだよ。 「60Gちゃんの目的・・・多元宇宙の平和」 |
|
だったらそこに侵入する私達は完全にド悪人じゃないですか! |
|
そうだよ。 盗人。 |
|
シーフ出身の俺から盗むなよド外道。 |
|
うええ・・・ お姉ちゃんローフルグッドなのに・・・ |
|
なるほどロクジュウジの目的は単純明快。 |
|
分かったら帰れ帰れ。 ( ̄ヘ ̄)ノシッシッ |
|
もう、おまえらは十分すぎるほどの富を得ただろ。 |
|
のの? |
|
メスは領主で上級国民。 大戦争女王は大国の支配者。 |
|
これ以上なにを望むって言うんだよ? ムチャしなけりゃ人生イージーモードじゃねーか。 「領主になったメス」 |
|
ボスキャラに正論で殴られると、どんなに正しくても腹が立つんだが・・・ | |
この現象をなんと呼べばイイのだろう? |
|
つかロクジュウジが正しすぎて反論できないわねぇ。 |
|
はい。 | |
このまま進めば私達は悪人です。 ゆえに私達はロクジュウジの意見を受け入れて家に帰ります。 |
|
ですじょ。 | |
|出口| λ.........トボトボ ・・・・・・ ・・・・ ・・ メス達は家に帰り・・・ D&Dリプレイ・・・ 完 ! |
|
じゃねぇ! 私は進むぞ! |
|
そして太陽を爆破する火薬を手に入れて、そーぜつな自爆ファイヤーボールをかましてやるわ! |
|
馬鹿野郎が・・・ そんな事してなんになるんだよ・・・ |
|
そっ、すね。 | |
お姉ちゃん。 ロクジュウジの陣営に移っていいですか? |
|
・・・・・・。 | |
ねーねー、ロクジュウジちゃん。 宝物の次元界にオールドワンの秘宝はあるのかな? 一応それが私達の目的なんだよね。 |
|
オールドワンの秘宝!? そりゃアルけど、それがどうした? |
|
あっても強力すぎて使い道なんてねーよ。 この世がつまらなくなるだけだぜ。 |
|
OK♪ OK♪ あるなら宝物の次元界に行くよー♪ |
|
オールドワンの秘宝がなんなのか知ったことじゃないけどさー。 私はオールドワンの秘宝を求めて冒険に出たんだよね。 だったら絶対にゲットするだけなの♪ |
|
バカな! |
|
バカな! | |
そんな事で命を捨てるなよ! ここに来てロクジュウジは怒りをむき出しにする。 鉄壁のローフルであるロクジュウジはメスの在り方を認められない。 |
|
まーまー。 メスは危険な冒険がしたいだけー。 |
|
そして私も宝物の次元界に行きたくなった。 星に住む人間全ての思想を書き換える、イデオロギースタッフとかムッチャ欲しー。 |
|
むっ! |
|
お前、交渉下手くそだよ。 | |
ここまで言われて足を止める冒険者はいねーだろうに。 |
|
そーねー。 逆に興味がわくわよねー。 |
|
はん。 これだから冒険者は・・・ |
|
ロクジュウジはドデカため息を長々と吐く。 |
|
ん? あれ? |
|
もしかしてロクジュウジちゃんは、今から私達を追い返すのかな? |
|
いや。 追い返さねーよ。 |
|
どーせ宝物の次元界でくたばるんだから、俺が手を下すまでもない。 |
|
ほーん。 私達は絶対に死ぬってか? |
|
(カキリン、地蔵のまま私は死す・・・) |
|
どーせ、お前達も思い知るだろうさ。 | |
オールドワンが設定したバリアを越えられない現実をな。 |
|
は??? |
|
バリア??? |
|
いきなり意味不明な専門用語を言われても分からないけどー。 |
|
警告はしたからな。 | |
ばしゃっ! (↑水がバラまかれる音) |
|
そういうとロクジュウジの肉体は4色の液体となり | |
地面に吸い込まれて姿を消した。 |
|
だからバリアってなんだよー! モヤモヤするだろコノやろー! |
|
なにかの厨二設定かコノやろー! |
|
あーオールドワンのバリアならイモータルルールにのってるから分かるかもー |
|
え? 何かな?何かな? |
|
オールドワンのバリアとは・・・ | |
オールドワンが設定したイモータルの限界。 |
|
??? |
|
??? |
|
余計わからん。 |
|
さらに簡単にいうなら最高レベルの壁。 | |
レベルでいうと66レベル。 (イモータルの最高レベルがあるとすれば66レベルぐらい) |
|
んー、つまり・・・ |
|
オールドワンのレベルが上がらないようにバリアで邪魔してるってこと? |
|
イモータルルールだとそんな感じのことがフワッと書いてある。 |
|
なんでそんなことするんですかね? |
|
はん。 分からないわけあるか。 |
|
ようするに人間はレベルの低い生き物だから 身の丈にあったクソ雑魚ライフをおくれと言っておるんじゃろ。 |
|
大戦争女王が憤慨(ふんがい)した顔で答える。 |
|
ほーんっと! | |
つまらぬ男だ。 人間が人間を越えようとして何が悪い。 |
|
悪いと思う。 人間を越えようとする社会実験は100%失敗する。 |
|
なんじゃとコラ! | |
大戦争女王バスターかけるぞ このヤロー! 鼻つまんでビヨーン! |
|
フガフガ・・・パワハラ反対~。 |
|
(なんか目上の人をTRPGでしばくと不思議な気持ちになるなぁ・・・) | |
ハァハァ*´Д`*)ハァハァ |
|
まーまー、まーまー。 |
|
まー、私はロクジュウジちゃんと大戦争女王さんの考えには興味ないんだけどね~♪ | |
これだけの話を聞いちゃったら冒険者として前に進むしかないよ~♪ |
|
(よしよし、うまくプレイヤーを誘導できた) | |
(こいつら誘導するのホントむっずいぜ) |
|
メスに同意じゃな。 | |
あの小者臭いオールドワンをギャフンと言わせてやるわ。 そう言うと 大戦争女王がポスタン(裏口)の目と鼻の先まで移動する。 |
|
だね♪ 行けるとこまで前へ♪ |
|
私もポスタン(裏口)の真ん前まで移動するよ。 「現在位置」 |
|
メスと大戦争女王は手を握り、二人三脚をするように前にでる。 |
|
うむ。 |
|
まずは一歩! | |
2人は掃除機に吸われるゴミのようにポスタン(裏口)に吸い込まれて消えた。 |
|
よーし。 じゃーみんな行くからなー。 |
|
少しでも日和ったやつは今のうちに帰れよー。 大戦争女王の命令なんか無視していいからなー。 |
|
私は前転しながらポスタン(裏口)に飛び込む。 |
|
┐( -”-)┌ヤレヤレ 私も行くのよね。 |
|
セールちゃんもヤレヤレしながらポスタン(裏口)に入る。 |
|
(入る) |
|
(入る) |
|
(入る) |
|
(入る) | |
大戦争女王軍団は歩いてポスタン(裏口)に入る。 |
|
私は・・・ 盗賊みたいな事はしたくないのですが・・・ |
|
最後にアネ=アネが悩みながら入る。 |
|
一人として逃げる者はいなかった。 | |
ポスタンに吸い込まれたメス達や大戦争女王軍は 黄金の濁流(だくりゅう)に飲まれ、ひたすらどこかに流される! 光速よりも早い黄金の奔流(ほんりゅう)がメス達を隣の隣の銀河へ運ぶ! さらに別の次元へと飛ばす! ハッキリ言って移動しすぎ。 |
|
ふふん、ここからが本番の予感がするのん♪ | |
テロル戦以来の地獄世界にレッツゴーだよー♪ |
|
地獄ねぇ・・・ 私はどんな不幸にあうのかしらん。 |
|
セールちゃん第一部はすっごい悲惨でしたよねぇ。 |
|
はっはっはー♪ 宝物の次元界でも自爆ファイヤーボールが火をふくぜぇ! |
|
(ごくり・・・) | |
(宝物の次元界に入ったらしゃべろう) |
|
・・・・・・。 | |
実は私は・・・ ・・・・ ・・ |
|
そして1ラウンド後!(10秒後) | |
全員、別次元の大地に着地する! |
|
前を見る! |
|
そこは金貨だらけの黄金星だった! | |
そこは海が全てエリクサーの緑星だった! そこは高度なマジックアイテムが石ころのように転がる宝物星だった! |
|
ついに |
|
そう! ここが最終目的地! |
|
超危険次元界! 宝物の次元界! |
|
巨大すぎる黄金の城がメス達を見下ろしていた! |
|
ついに来たの♪ | |
デーモンどこ? 目が合ったらブチ殺すの! |
|
田舎の暴走族みたいですね! | |
「はい、つきました」 |
|
次の話へ 前回の話へ TOPに戻る ↓クリックするとランキングが上がるボタンなの |