顔面ソニーレイなの!

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∞射程の女銃鹿 肉弾

  第4話
f:id:mesgamer:20180531090810g:plain 三号「女銃鹿(めじゅうか)から逃げ出した俺は同じ境遇の少女と出会う。俺は少女と共に逃亡しようとするが女銃鹿に見つかってしまった」
では・・・行きます。
死なないで下さいね。
戦力の測定ってなんだよ!
問答無用で行きます。

女銃鹿は左手で銃を握る。
変わった銃の握り方だ…

用心金(トリガーガード)に指を引っ掛けて、親指で銃把(グリップ)を支える形で銃を握っている。

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女銃鹿はその変わった握り方のまま、両手を軽く突き出しボクサーのような構えを取った。


(なんだこれは・・・???)

女銃鹿がどんな戦い方をするのか見当がつかない。
 
とは言え…このままボーっと突っ立てても危険だ。
俺はとりあえず空手家のマネをして構えてみる。

女銃鹿との距離は5m、これから何が起き…
 
シッ!!

女銃鹿が弾丸のようなスピードで前にでた。
一瞬で俺との距離が30cmに縮まる。

人の動きというよりもまるで弾丸。
 
死ね!!

女銃鹿は銃を持った左手で俺の腹部を殴りつけた。


 
銃身の上部が腹部にめり込む!
 

【銃身の上部】

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俺は殴られた衝撃で6m後方に吹き飛ばされる。

まるで殴られたゴム球のように簡単に遠くに飛ばされた。


なんだこれ?
これなんていう少年漫画?
 

俺は無様なかっこうで背中を木にぶつけた。
ぶつかった衝撃で木の皮がむけ木の皮が四散する。
 
くそ!
化け物かよ!

俺は即座に立ち上がり身構えた。

勝てる可能性は万に一つも無い
せめて偶然出会った少女ちゃんだけでも逃がさなければ…
 
あなたは化け物ですか?


女銃鹿から予想外の答えが返ってくる。


攻撃をくらってダメージを受けていない。
どんな人間でも一撃でしとめられる攻撃ですよ。

言われて見れば…
ダメージを受けていない。
軽くこずかれた程度の感覚。

俺すげー♪
こんだけ丈夫なら勝てるかもしれない。
 
頑丈な設計なのー♪

偶然出会った少女ちゃんがやけにうれしそうだ…
 
では……次


女銃鹿は弾丸のようなスピードで距離をつめる。
そして…また銃を持った左手で殴りつけた。

機関銃のようなジャブの嵐。


鉄の塊でできたニューナンブm60が何度も何度も叩きつけられる。
顔面に7発、胸部に4発、腹部に7発の攻撃が命中。


今度の攻撃は死を感じさせるほど痛い。


攻撃が命中するごとにアザが刻まれ。
口から大量の血反吐がばらまかれた。


ぐぽぉ!!

女銃鹿はさらなる猛撃を加えた。
このまま殴られ続けたら死ぬかもしれない。
戦力の測定なんて生ぬるいものではない。


死につながる攻撃。


このままでは…死ぬ…
俺が死んだら「偶然出会った少女ちゃん」はどうなる?
人体実験されて解体されるのか?


それでいいのか?

やばい死ぬ…

それでいいのか?

やばい死ぬ…

・・・

・・

・ 
 
それでいいわけないだろ! 
 
!? 

 
女の子を一人救って死ぬ!


俺は女銃鹿の体におおいかぶさろうとした。


惜しい。

だが女銃鹿はバックステップでそれを避ける。

俺はいきおいあまって、うつぶせに倒れてしまう。

ぐっ・・・・う・・・まだだ!!


俺はうつぶせになった状態から必死に両手を伸ばし・・・

女銃鹿の足をしかっとつかんだ。



しまっ・・
今だ逃げろ!
う・・うん!!

偶然会った少女ちゃんは一瞬戸惑ったが、急いで森の奥へと逃げ出した。

はは…ざまーみろ…
俺の勝ちだ!

よし!! 目標達成!!
後はどうなってもいいや。 
 
最初から自分を犠牲にして、少女を逃すつもりだったのですか?
まーな…
それ以外なーんも考えてねー。
あなたは好人物ですね…
殺すのが惜しい。

女銃鹿はそういいながら銃口を俺の頭部に向けた。

今のあなたは大ピンチです。
「大闘争」を始めましょう。
大闘争?
なんだそれ?
グノーシャ同士の大規模な闘いの事です。
あなたの力を見せてください。


そう言うと女銃鹿は銃の引き金を一気にしぼる!

銃口が火炎を吐く。


がぁ!!

銃弾が後頭部に直撃!!
後頭部が赤く腫れ上がる。

 
だが俺は生きている。


これだけ追い詰めても力を使わないのですか?
ちから?
分からないのなら…
力を使うまで蹂躙します。

女銃家は銃を構え、何度も何度も引き金を引いた。

引き金を引くと撃鉄が開放され、撃針が雷管を叩く!

引き金を引くと撃鉄が開放され、撃針が雷管を叩く!

銃弾が頭部に当たる。
銃弾が頭部を傷つける。



銃弾が頭部を強姦(レイプ)する。

がぁああぁぁあぁぁぁ!
・・・・・・・・・

女銃鹿は攻撃の手を緩めない。

5発撃って銃弾を装填し・・・
5発撃って銃弾を装填する。


何度も何度も銃弾が頭部に命中する。

・・・・・・・

ターゲットの反応が無くなっても、女銃鹿は攻撃の手を緩めない。

女銃鹿は銃弾で頭部がまっ平らになるまで撃ち続けるのだろうか?

ひたすら銃を撃ち続ける。
 
・・・しね


撃ち続けた。


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