| ラスボス使いの荒いプレイヤーだなぁ | |
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2022年6月27日 こっちがＢパート。 Ａパートの続きだよー。 |
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その後が大問題が発生します！ |
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まってた！ |
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地獄の大災害かもーん！ (屮ﾟДﾟ)屮 |
「メスッチ城の前」 |
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で、どんな問題がおきたのよ？ |
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ゲートをくぐった隕石は |
地のエレメンタルプレーンにワープしたようです。 |
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え？ 何が問題？？？ |
地のエレメンタルプレーンって岩の星ですかねぇ？ |
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岩の星・・・あ！？ |
あああ！？ |
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それはヤバすぎる！ |
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これは凄まじい激ヤバがおきるかもね！ |
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そう！ ヤバイ！ |
８００ｍの巨大隕石は燃焼しながら地のエレメンタルプレーンに直進し 大メテオインパクト！ 隕石は岩の星に大直撃したのだ！  |
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何か住んでたらいっぱい死ぬよね。 |
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ＹＥＳ！ |
隕石がおきた衝撃で 爆風、地津波、マグニチュード10の地震が巻き起こり、クリーチャーを殺しまくります！  |
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なんじゃー！ なにが・・・ |
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ぎゃー！ |
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ぎゃー！ |
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ぎゃー！ |
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ぎゃー！ |
まず岩の星に住んでいたアースエレメンタルが、高さ４００ｍはある地津波にのまれて消しとびます！ マジ酷い！ |
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まったく関係ないアースエレメンタルさんが死んでいくの！ |
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ついに私達が大量虐殺魔に！ |
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いや。 アースエレメンタルはモンスターだからセーフだろー。 |
そんな事よりも、死んだアースエレメンタルの経験値もちゃんと俺達によこすんだぞマスター。 マスターの肩を肩ポン=З |
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あんた鬼やー！ |
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しかもコレで終わるわけがない。 |
メスッチ領にも被害が及ぶ。 |
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その通りです！ |
地のエレメンタルプレーンでおきた地津波は天に昇り、ゲートをくぐる！  で、地津波は重力で落下。 地津波は・・・ 地獄の隕石軍団となってメスッチ領に降りそそぎます！  隕石の中には全長百ｍの大隕石もあるぞ！ |
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でえぇぇ！ 隕石が逆流してるじゃーん！ |
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これは、私達の判断が甘すぎた。 |
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とにかく大戦争女王さん！ |
すぐにゲートを閉じるの！ |
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あと「フォースフィールド」と「ウイッシュ」の魔法を使いまくって領土を守ろう！ |
※フォースフィールド：見えないバリア ※ウイッシュ：願いを叶える魔法 |
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おいおい。 ラスボス使いの荒いプレイヤーだなぁ。 |
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だって、私達は横でヤイノヤイノ言うしかないですし。 |
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くそが！ ここは女王の私がケツをふくしかあるまい！ o(；>口<；)o |
フェニックスよ！ 全てを駆使してこの領土を守るのじゃ！ 大戦争女王が半ギレしながら本気をだす！ |
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ぎゃー！ |
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ぎゃー！ |
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まず、大戦争女王は速攻でウイッシュの魔法を連発してゲートをブチ壊します！ |
さらに恐ろしい量のフォースフィールドが展開され「エヴァンゲリオンのＡＴフィールド」のように降り注ぐ隕石をガードします！  さらに！さらに！ |
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連続 ウ イ ッ シ ュ ！ |
大戦争女王もウイッシュを使いまくり ウイッシュの魔法が事実を歪め、隕石が落ちた事実を消滅させます！  |
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すっご！ 処理が複雑で何やってるか分かりません！ |
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これでなんとかなるよな！ |
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なりません！ |
それでも３０個の隕石が領土に落ちようとしています！ どー考えても死人が出る局面です！ |
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これだけやっても足りないのね。 |
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やはりイモータルの力でも人を守るのはすごーく大変ですよー。 |
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そうか。 |
ついに「全てをあきらめてトンズラＥＮＤ」が発動する時が来たんだな。 ＴＲＰＧでは極マレにある事故だ。 |
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それだけはイヤー！ |
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くっ！ やはり全ては守れぬか・・・ あと少しというのに |
誰もが少しあきらめる。 「隕石で死者が出てもしょうがないよね」とあきらめる。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ そんな時、メスがテーブルをバンバン叩いて反発した！ |
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何言ってるかな！ |
まだ全然余裕だよね！ |
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余裕 |
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じゃ |
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と？ |
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目の前には可能性がいっぱい落ちてるの！ |
目の前に可能性が転がってるのに諦める（あきらめる）なんて狂ってるよ！ |
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おまえ、何か策があるのか？ |
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策はないよ。 全部出しきるだけなの。 |
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ん。 どーする？ |
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Ｄ＆ＤのフェニックスはＨＰゼロになると爆発するよね？ |
フェニックスが全部爆発するまで戦おうよ！ |
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おい！ まさか自爆ファイヤーボールか？ |
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そう！ それの軍隊版だね！ |
全フェニックスよ！ 隕石に全員突撃して爆発しろぉおぉおぉ！ メスの大号令がお隣さんまで鳴り響く！ |
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お隣さーん！ うるさくてすいません！すいません！ |
ﾍﾟｺm(_ _;m)三(m;_ _)mﾍﾟｺ Ｔさんがお隣さんに大声で謝罪しまくる。 |
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そもそも、メスの命令じゃフェニックスは動きませんよね？ |
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・・・・・・・。 |
動きます。 |
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え！？ なんで！？ |
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どうして？ |
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理由は不明！ |
メスの大号令を聞いたフェニックス軍団が、大戦争女王の命令なしで一斉に動く！ |
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ぎゃおおおおおん！ |
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ぎゃおおおおおん！ |
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なんだかよく分からないけど |
全フェニックスは舌噛んで爆発するのぉおぉおぉ！ |
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ぎゃああ！ |
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ドォーーン！ |
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ドォーーン！ |
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ドォーーン！ |
フェニックスが爆発し ２９の隕石が爆竹のように四散する！  |
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(;・`д・)...ｺﾞｸﾘ こいつ勢いだけでフェニックスに命令しておるわ。 |
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勢いだけで卓を動かしちゃうプレイヤーっているよねぇ。 |
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これで隕石は処理できましたか？ |
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いや！ 最後に大物があります！ |
直径百ｍの大隕石がメスッチ領の繁華街に落下しようとしています！  |
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残ったフェニックスは１００ｍの大隕石に突撃だよぉぉ！ |
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ギャアー！ |
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ギャアー！ |
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４０匹のフェニックスがメスの命令で一斉に動く！ |
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そして４０匹を一斉爆破！ |
ダメージをスマホのダイスアプリでまとめて計算！ 爆発ダメージは5-50ダメージ、それが４０匹で ダメージは・・・ |
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千百二十点だよぉおぉお！ |
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げ！？ |
これは凄まじいな。 |
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わお！ これ、今までで一番デカイ数字じゃないの？ |
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こんなんＤ＆Ｄのダメージじゃないですよ。 |
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ドォン！ ドォン！ ドォン！ ドォン！ ドォン！ ドォン！ ドォン！ ドォン！ |
フェニックス軍団がパトリオットミサイルのように飛び、隕石に次々と着弾して爆発！ 空前絶後の連続爆発！  |
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超巨大爆発を喰らった隕石が真横にぶっ飛び！ |
誰もいない山をぶっ潰しながら落下した！  |
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被害者は？ |
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奇跡的に人家には当たらず「死者ゼロ人」 |
・・・という事にしときます。 |
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よおおし！ |
なんかご都合主義ですが、死者がでなければそれでいいです！ |
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ふぅ。 なんとか目的達成。 |
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これで終わり・・・ |
で、いいのかしらん？ |
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ああ、良い指示じゃった・・・ |
大戦争女王がメス達を見下ろしながら答える。 |
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ん？ なんで見下ろしてるんだよ？ |
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最後に落ちた隕石の破片が、メスの頭に直撃しようとしていたのだ！ |
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なんと！ |
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そして、いつのまにか大戦争女王は体をはってメス達を守っていた。 |
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なんと！ |
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ボトン・・・ボトン。 |
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ぐ・・・ 大ダメージか・・・ |
大戦争女王の体から大粒の血がボトボトと落ち・・・ 大戦争女王は崩れるようにヒザをつく。 |
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なぜ私達を助けたんですか？ |
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は？ 当然じゃろ。 |
良いモノは残し、邪魔者を廃す。 そして、より多くの領民を幸せに導く。 それが私の領土運用じゃ。 おまいらには生きる価値がある。 |
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君主自身が自分の体で領民を守るのね。 |
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うん。 いざとなったら領主が前に出て領民を守る。 |
新和板Ｄ＆Ｄの領土運用はそういう要素が非常に強い。 ヒロイックファンタジーの世界において最強の盾は王自身なのだー。 |
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とにかく全領土を守りぬいたからな。 私しゅごーい。 (￣ー￣)ｴｯﾍﾝ! |
大戦争女王は胸をはり、ヒザをついた状態で背中から倒れる！ 物凄い量の力を消費したのだろう。 全身から煙がもれ、オーバーヒートしていた。 |
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周囲を見回してフェニックス軍団の様子を見るの。 |
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・・・・・・。 |
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・・・・・・。 |
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フェニックスは全員爆死。 |
フェニックスの肉片と燃える羽根が周囲に散らばっている。 それほどまでに隕石の直撃（大規模）は恐ろしい存在だったのだ。 |
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ごくろうさまです。 |
大戦争女王の考えは色々問題はあると思いますが・・・ 今回はユックリ休んで下さい。 |
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（うんうん） |
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ええ。 これでメデタシメデタシね。 |
・・・・ ・・ 領土運用編 ＥＮＤ ・・・・ ・・ |
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いや、ＥＮＤじゃない。 |
大戦争女王を殺（や）るなら今かと。 時間が経過するとフェニックスが復活する可能性がある。 |
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（な！？） |
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いやいや！ これで終わりでいいじゃないですか！ |
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そうですね。 |
終わりましょう。 |
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なわけあるかーい！ ボケーイ！ |
最初の目的を忘れるんじゃねーぞ！ |
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この作戦は隕石で大戦争女王さんの力を削る作戦だよ！ |
今が大戦争女王を倒す大チャンスなんだからね！ |
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（やはりか・・・まぁ、分かってたさ） （じゃが、それが分かってても私は領民を守るしかない） |
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ではでは、狼煙（のろし）を上げてドラゴンフライ軍団とルーザースライム軍団に合図を送ろー。 |
シュッバーン！ |
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ちょっとまって下さい！ |
大戦争女王は私達や領土を守って満身創痍（まんしんそうい）なんですよね？ |
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作戦大成功なの。 |
今から大戦争女王さんをヒト狩りします。 |
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私達を守ってボロボロになった大戦争女王を攻撃するのは人としておかしいですよ！ |
ここは彼女に敬意を表して一旦引くべきだ！ |
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まぁ、ローフル的にはそうなりますねぇ。 |
・・・・・・。 |
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( ･_･)ｼﾞｰ |
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なんですか！ |
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ねぇ、お姉ちゃん。 |
この局面で攻撃しちゃう私を人でなしと思うかな？ メスが少し迫力のある目でお姉ちゃんを見る。 |
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そ、そりゃー・・・ 卑怯ですし・・・駄目だと思いますよ。 |
勝てばいいなんて子供の教育によくありません。 |
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でも私はココで勝ちに行くよ。 |
私がココで大戦争女王を倒し 大戦争女王に成り代わり・・・ 元農奴は救うの。 「わたくしが大戦争女王になって元農奴は救うの」  |
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えええ！？ |
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大戦争女王に成り代わるってマジかよ！？ |
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いつの間にそんな事を考えてたのよ？ |
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長い目で見ると私がトップになるのが一番の近道なんだよね。 |
これで元農奴を救って、この話はミッションコンプリートなの。 |
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元農奴を救ってミッションコンプリート・・・ |
たしかにそれが今回の目的ですが・・・ |
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くっくっくっ♪ 分かったか糞ローフル共♪ |
コイツは元農奴を救う戦争なんだよ♪ 分かったら作戦通り動きやがれ♪ |
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⊂(ΦдΦ)⊃ﾌﾞｰﾝ! |
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⊂(ΦдΦ)⊃ﾌﾞｰﾝ! |
狼煙に反応したドラゴンフライ軍団の羽音が聞こえる。 |
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グチャドロ！ グチャ！ |
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ドラスレママーン！ |
地面からルーザースライムがわき水のようにあふれ出る。  |
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あわわ。 味方の軍隊が近くまで来てますよー。 |
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味方の戦力がどんぐらい残ってる？ |
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大戦争女王が守ってくれたおかげで戦力は減っていません。 |
ドラゴンフライ軍団は４９６匹。 ルーザースライム軍団も５００匹います。 「残存戦力だよ」  |
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上等！ こっから先も大博打だからね！ |
ヤバかったら、土下座か逃亡で対応するよ！ |
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なんか、今回は大博打だらけねぇ。 |
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まぁ、どんなにヤバくても 全滅エンドはマスターが回避してくれるからヘーキヘーキ。 |
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（イヤなプレイヤーだなぁ） |
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（どーしよ・・・私も何か主張しなきゃ・・・） |
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さて、私達はこの場を離れて、後は軍隊に任せよう。 |
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なるほどな。 すでに戦力は逆転しているわけだ。 |
じゃがな、勝つのは私だ。 賢き王の戦いを魅せてやる。 大戦争女王は介護される老人のように弱々しく立ち上がる。 |
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戦力が逆転してるのにどうするのよ？ |
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問題無いね！ 今まで私よりも賢いＮＰＣはいなかったの！ |
モンスター軍団は前進！ |
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⊂(┗皿┛)⊃ﾌﾞﾌﾞｰﾝ! |
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⊂(┗皿┛)⊃ﾌﾞｰﾝ! |
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ドラスレママーン！ |
メスは後退し、ドラゴンフライとルーザースライム軍団は進撃する！ ここまではメスの作戦通りに事が進んでいた。 |
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ホントにあの小娘の予定通りに事が進んだわけか。 いいだろう、私も動くか。 |
離れた場所にいた１人のクレリックが動き出す。 「次で決着！勝つのは・・・」  |
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