真の勝者とは? | |
2021年2月16日 ※こっちがBパートなの。 Aパートの続きだよ。 |
だがメスよ お主の願いは叶えぬ |
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ガーーーン! ド嘘つきさん確定なのー! |
ここは神聖娼婦の大神殿上空。 パーティは上空100m地点で浮いていた。 「現在位置」 パーティは大気圏の外にいるオールドワン・ティーンティーンと交信する。 |
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嘘ではない。 朕は勝者の願いは叶えると言ったが「メス=ブルーファントム」を勝者だとは思っていない。 |
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え!? 私は戦いに勝ったよ! |
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その証拠にドラスレちゃんはマ ○ コ損傷で死んでるの! |
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言葉で言うと酷い。 |
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暴力で勝てば勝者と主張するのだな? だが、それは違う。 |
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例えば盗賊が民を襲って殺し、金品を奪ったとしよう。 その盗賊は勝者と言えるだろうか? |
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言えるよ(当たり前のように即答) |
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おい。 (-ω-)ノ☆ |
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おい。 (-ω-)ノ☆ |
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おまえ色々すげーな。 脳みそヒャッハーワールドかよ。 |
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朕はこう思う。 民を殺して金品を奪った盗賊など負け犬野郎であると・・・ |
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暴力で勝ったからと言って勝者であるとは限らぬのだ。 |
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じゃあ、ティーンティーンさん的には今回の勝者は誰なのかなー? |
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今回の勝者は・・・ | |
(間違いなく私じゃない) |
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(間違いなく私じゃない) |
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(意表をついて私か?) |
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勝者は誰かな? |
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ドラゴンフライスレイヤーだ | |
「勝者ドラスレちゃん パチパチパチ♪」 |
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え!?私? 死んでるけど!? |
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ならばレイズデッドフーリィ(完全蘇生)で生き返らせよう。 ついでにダークエルフのシネ=シネも生き返らせてやる。 |
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そういうとオールドワン・ティーンティーンはレイズデッドフーリィ(完全蘇生)を使用した。 | |
行使した魔法は無詠唱にしてノンエフェクト。 まるで画像が切り替わるようにズタボロの2人は一瞬で完全復活する。 「パーティのステータス」 |
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おおう。 これで復活したー。 |
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ふん。 レベルが高い冒険者は簡単に復活するのだ。 |
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相変わらず死者が簡単に生き返るわねぇ。 | |
死の緊張感がなくなってるわよ。 |
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それに関しては次回からバッチリ対策します。 | |
次から本当の意味でダークな臓物ファンタジーになりますんで・・・ (本当の意味で本編に入りますんで) |
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(臓物ファンタジー???) |
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とにかくこれでようやく動ける。 | |
さっそくだけどオールドワンティーンティーンに質問。 なぜ私は今回の勝者になった? |
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簡単な話だ。 この一連の騒動で、お前だけが・・・ セ○クスしたからだ |
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え! そこ! |
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そんな理由で勝者かよ。 クソ&クソだな。 |
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重要な話だ。 | |
ドラスレちゃんだけが この世界のルールと戒律を汲(く)み取り性を表現し、周りを楽しませようとした。 これは大いに評価できる。 「ドラスレちゃんは20話でガッツリとセク□スしました」 |
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あー、そう言えばエ□ルールを運用してたのはドラスレちゃんだけかもねぇ |
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えー? じゃードラスレちゃんを殺して勝った私はー? |
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自爆攻撃でスライムぶっ殺した私はー? |
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お前らはエ□ティックファンタジーの攻撃魔法ばかりを使い、ぶち殺しまくっただけだろーが。 | |
今回のルールはエ□ティックファンタジーだから空気読んでエ□イことしろよと 朕朕は強く言いたい! |
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だってエ□ティックファンタジーって無駄に攻撃魔法が豊富ですし。 |
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フツーは攻撃魔法を使っちゃうよなぁ。 |
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ま、そんな中で Tさんだけがエ□ルールを運用して周りを楽しませてくれたからな♪ | |
TRPGは周りを楽しませたプレイヤーが良いプレイヤー♪ マスターの俺はTさんが真の勝者だと思うね♪ |
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にゃるほど。 そういう理由なら同意するしかないわねぇ。 |
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あー、私も納得かもぉー。 | |
今回はドラスレちゃん大勝利エンドなの。 |
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ちっ!そういうことなら逆レ○プしまくれば良かったぜ! ちっ!ちっ! |
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TRPGは・・・ | |
(周りを楽しませたプレイヤーが良いプレイヤー) だったら私は? |
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では勝者であるドラゴンフライスレイヤーは望みを言え。 複数の願いでも叶わない。 ただし世界のバランスを崩さないレベルでお願いな。 |
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ならば・・・ | |
・・・・・・ ・・・・ ・・ ドラスレちゃんは願いを語る。 誰も得しないちっぽけな願い。 |
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キラン! | |
流れ星が一つ流れ・・・ 世界の何かが改変されていく。 巻き戻された映像のように世界が逆戻りする。 |
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(逆戻り?) |
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(過去に戻るのか?) |
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・・・・・・。 |
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(どうなるの?) | |
・・・・・・ ・・・・ ・・ 気づけば ここは蒸し暑い夜の平野。 パーティは馬に引かれた檻の中にいた。 「現在位置」 |
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え? 檻(おり)の中? |
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もしかしてスタート地点に戻ったとか? |
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そそ、今までの記憶を残した状態で、ターバンに出会った所まで時間を巻き戻した。 | |
あと神聖娼婦には出会わないようにしてもらった。 |
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えええ! また無かったことにしちゃったエンド? |
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そゆこと。 そのまま檻の中でノンビリと修羅の国フ・クォーカーに向かえばいい。 | |
「パーティは修羅の国フ・クォーカーに向かう予定だよ」 |
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(o_o ;) | |
ターバンの男が居心地を悪そうにこちらを見ていた。 |
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というか目の前に敵だったターバンがいるじゃーん!じゃーん!じゃーん! |
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目の前にいるターバンはどうすんだよ? |
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今までの記憶が残っているから大丈夫。 話し合いで解決する。 |
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ドラスレママ、なぜ僕を助けたんですか? (´^`;) |
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ターバンの男が戸惑いながら質問した。 |
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嫌いじゃないから、滅ぼさなかった。 そんだけ。 |
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さっきは負けましたが 僕は目的を変えるつもりはありませんよ! (♯▼皿▼)ノ |
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そこんとこは変えられない部分ですからね! ターバン考えを変えるつもりはないようだ。 |
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話が進まねーじゃねーか! いい加減にしろ! |
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OKOK その部分はもうあきらめた。 |
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でも、ターバンは計画うんぬん以前にもう少し世の中を勉強したほうがいい。 |
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はぁ?勉強(ー△ー;)? ドラスレママは何がしたいんですか? |
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ようするにターバン・・・ | |
私と一緒に冒険しよう そしてもっと人生経験を積んで視野を広げよー。 |
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まさかのボスキャラ勧誘? こんなキワモノを仲間にしちゃっていいの? |
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やったぁー! これは大きい戦力だよぉぉ! |
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(*〃д〃*)ドキドキ | |
ターバンは王子を見る乙女のような目でドラスレちゃんを見る。 女の子に冒険を誘われたのは生まれてはじめてのようだ。 |
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ターバンの手首をガッチリつかみ・・・ 行こうと言う。 |
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で、カリスマ判定は17で失敗! |
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ここで失敗かよ! |
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タイミングムッチャ悪っ! |
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いえ、カリスマ判定をやるまでもありません。 | |
ターバンは心底ドラスレちゃんに惚れており、ドラスレちゃんに誘われちゃったら断れません。 彼は童貞ではありませんが・・・ 心は童貞! 可愛い女の子に誘われたら100%流されます。 |
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ああ、ああ・・・(//△//) ドラスレママのオッ○イが近い。 |
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なんだ、この凶悪なチョロさは? | |
こいつオッ○イが近ければ無判定で落ちるのか? |
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今回のクエストは色仕掛けで攻めたほうが早かったかもねぇ。 (戦い方を間違えたの) |
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ターバンがドラスレちゃんの手を両手でつかんで答えた。 |
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分かりましたヽ(*´Å`*)ノデヘヘ | |
僕の目的は意地でも変えませんが しばらくはドラスレママの舎弟となり、人生経験を積み、それから計画の微調整をしたいと思います♪ ターバンが股間をムッチャふくらませて同意する。 |
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分かりやすいチンさんねぇ。 |
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OKOK。 交渉成立。 |
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これでボスキャラは仲間になり これにてホントにミッションコンプリート。 |
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やったーーー♪ 今回はドラスレちゃん大活躍回だったの♪ |
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ホントにこれでいいのかしらん? |
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では、僕はドラスレママの邪魔にならないようにアイテムに変身します。 |
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メキョ、グチョ、グチョ。 | |
そういうとターバンの男は黒いスライムとなり 縮小、変化! 縮小、硬質化! 黒く禍々しい鞘に変身した 「黒く禍々しい鞘(さや)」 |
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なんぞ!? |
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この変身は予想外。 | |
これはナニ? |
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アーティファクト「黒穴」です。 | |
この鞘があれば僕達ルーザースライム(負け犬スライム)が呼べます。 「ルーザースライム(負け犬スライム)セーシに魔が宿ることで出来たスライムなの。ウィル・オ・ウィスプでできたブレスも吐くよ」 |
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にゃるほど。 つまり黒スライムが呼べる鞘(さや)ね。 |
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ちなみにアーティファクト「黒穴」の性能はこうなります。 | |
おおー! 性能的にはアーティファクト抜け穴にソックリかもー! (しかもペナルティで色んな悪さできそうだよ) |
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「アーティファクト抜け穴」 |
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願わくばこの鞘を使い・・・ドラスレママがルーザーライダーを名乗って欲しい。 |
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というか僕達の上に乗って! (*´д`*)ハァハァ (:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ |
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いいよ。 今日から私がルーザーライダー(負け犬の乗り手)になろう。 |
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私の名前は今日からドラゴンフライスレイヤー・ルーザーライダー 「ドラゴンフライスレイヤー・ルーザーライダー」 |
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なんかもーいい加減にしろってレベルの長い名前ねぇ。 |
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これで4人いる乗り手の1人がドラスレちゃんになったわけだね。 | |
つまり我が陣営は乗り手が2人もいるの。 「4人いるという乗り手の1人がドラスレちゃんに」 |
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ふむ、よろシコシコ。 といってアーティファクト黒穴をシコる。 |
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きゃー! ドラスレママのエッチー! (★>Д<★)ノ☆ |
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チョロインよりもチョロいターバンがデレデレになる。 |
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ふん、くっだらねー。 脳みそパンケーキかよ。 |
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ドラスレちゃんとターバンの関係ってどう言うのかしらねぇー? 体の関係から生まれた絆(きずな)かしらん。 |
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愛だと思うよ♪ | |
今回は愛の勝利なの♪ |
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愛の勝利・・・そうなのだろう。 | |
ドラスレちゃんの性からターバンの愛が生まれ、愛からは新しい仲間が生まれた。 それは当たり前すぎてなんのヒネリもない性と人の営み。 どこにでもあるエ□ティックファンタジーストーリー。 |
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・・・・・・。 |
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・・・・・・。 |
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・・・・・・。 |
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長かった夜は終わり。 ダイヤモンドの日の出がパーティを照らす。 |
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夜の終わりが、1つの旅の終わりを告げた。 ※ダイヤモンド日の出 = 山頂と太陽が重なった瞬間にダイヤのように太陽が光る現象。 |
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めでたし。 めでたし。 |
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じゃー筆記用具とダイスを回収してかいさーん。 (今日、行方不明になったダイスは1つだった) |
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まだだ! まだめでたく終われねーぞ! |
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このまま終わるとマジで経験値がねーーーからな! |
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そなの! これだけ長々と冒険して1レベルも上がらないなんてありえないの! |
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じゃあ、次回は経験値の処理をチョロッとやりますわ。 |
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どうやらホントに次でラストのようね。 |
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じゃあ、次回サービスシーンをいれちゃおー! | |
次回は私のエ□シーンをたっぷり見せつけるぞい! 「次はチョロッと経験値計算とサービスシーンいれて終わるからな!いえい!」 |
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