メスだけは楽しい | |
2021年2月16日 メス「だよねー♪だよねー♪」 ♪(((*^-^)八(^∇^*)))♪キャッキャッ ※こっちがAパートなの |
オールドワンティーンティーンは大気圏の外にいる。 |
|
沈々(ち.ん.ち.ん) | |
オールドワン・ティーンティーンはプレイヤーの脳に直接話しかけた。 |
|
勝者の私がオールドワン・ティーンティーンにお願いするの♪ |
ここは神聖娼婦の大神殿。 上空。 「現在位置(側面図みんな浮かぶ)」 大神殿に存在する100キロ以下のモノは宙に浮かんでいた。 人も浮かぶ。 石も浮かぶ 犬も浮かぶ。 樽(タル)も浮かぶ。 |
|
逃げる私もプカーと浮かぶわねぇ。 |
|
死んだ私もプカーと浮かぶ。 |
|
死んだシネ=シネは肉片を散らかしながら浮かぶ。 |
|
(地蔵浮かぶ) |
|
この現象は・・・ はるか上空にいるオールドワン・ティーンティーンから発生する巨大な万有引力の影響なのだろう。 |
|
巨大存在はいるだけで世界に影響を与える。 パーティはゆっくりと浮かび、上空40m地点に到達していた。 |
|
とにかくオールドワン・ティーンティーンと話せるんだよね! こっからじゃ姿は見えないけど脳で話しかけるの! |
|
よろしこ! |
|
うん、ヨロしこシコ | |
態度軽っ! |
|
会話の内容は軽いが荘厳で威厳に満ちた声。 | |
もし奈良の大仏が言葉を発するならこのような声で話すのだろう。 沈々! |
|
ねーマスター。 | |
このクリーチャーってマスターが大分前に言ってたオールドワンルールが適用されてるー? |
|
ああ、そういえば前にオールドワンのルールを作ったとか言ってたわねぇ。 |
|
オールドワンルールなら見せてもいいですよ。 ムッチャ簡単なルールだから読めば一瞬でわかると思います。 |
|
そう言って60GはTさんにオールドワン・ルールが書いてある紙を1枚渡した。 「Tさん=ドラスレちゃんのプレイヤー」 |
|
へー1枚で分かるルールなんだね。 超絶シンプルなの。 |
|
どれどれ。 | |
Tさんがオールドワン・ルールを読む。 オールドワン・ルールには以下の事が書かれていた。 |
|
以上、オールドワンのルールはたった6行です! |
|
おいおい! ゲームマスターと同等の権限を持つクリーチャーって書いてあるぞ! |
|
もしプレイヤーがオールドワンになったらどうなるんだよ? |
|
プレイヤーもマスターと同じ権限を持ち、マスタースクリーンが2つになります。 |
|
これはイモータルよりシュゴイかも! |
|
なるほど。 少し斬新なルール。 |
|
でも、マスターと同等ならさ。 その気になればなんでも出来ちゃうよね? |
|
いくらなんでも強すぎない? |
|
しかも凄まじい矛盾をかかえたルールだよねぇ。 全能のパラドックスがおきるかも。 |
|
(全能のパラドックス???) |
|
まぁ、問題点はあるかもしれないけど、こういうシンプルなアイデアは嫌いじゃない。 |
|
これと「イモータルルールに書いてあるオールドワンの説明」を両方使ってオールドワンを運用します。 | |
まぁ「オールドワン=無限の力を持つ全能超人」だと思って下さい。 「イモータルルールに書いてあるオールドワンの説明」 |
|
了解。 把握。 |
|
とにかく全能なら「死んだターバンさん」の願いを叶えてくれそうだね。 |
|
ああ、みんなが幸せになるオテンテンに変えるというお願いだっけ? | |
「死んだターバンさんはオテンテンを幸せなオテンテンに変えようとしてたの」 |
|
うん。 全てのオテンテンを、みんなが幸せになれる優しいオテンテンに変えちゃうの。 |
|
んー。 世界観の崩壊につながるし、あんまり良い願いではないと思う。 |
|
プレイヤーのTさんはメスに忠告した。 「ちなみにTさんが扱うドラスレちゃんはメスに○○こ刺されて死にました」 |
|
そのやり取りを聞いたオールドワン・ティーンティーンが神の如き声で話す。 |
|
突然呼び出したと思えばいきなり願いを叶えろか? 朕朕が願いをかなえてやる道理がどこにあるのだ? |
|
それはね♪ 私がこの戦いを制した勝者だからなの♪ |
|
勝者の私に景品を下さいお願いします♪ _○/|_ドゲザァァァ! |
|
ふん。 あまりに一方的すぎるわ。 ε-( ̄ヘ ̄)┌ |
|
ですよねーこんな願いは叶えないでいいと思いますよティーンティーンさまぁ。 |
|
(こくっこく) |
|
とにかく状況が分からん。 お前らがナニをしてきたかイモータル朕朕に聞こう。 ゲートの魔法を使用。 |
|
オールドワンティーン・ティーンは大量のパワーポイントを消費して、何万という異世界につながるゲートを開き、イモータルから無数の情報を入手する。 |
|
○&%($%#$&! |
|
×%&%($#$&! | |
ティーン・ティーンの体から地球よりも巨大なオーラが吹き荒れ! 呼ばれた無数のイモータルが、上司にへつらう部下のようティーン・ティーンと話をした。 |
|
あー、この辺はイモータルルールみたいに処理するわけなー。 |
|
それで情報収集はどうでしゅかね? | |
完了・・・ |
|
なるほど事の顛末(てんまつ)を全て把握した。 朕(ちん)の知らぬ所で勝手な勝負をしたものだな。 |
|
じゃーこの話はなかった事に・・・ |
|
さよオナラ。 |
|
いや、朕ピクしたから願いぐらいは叶えてやるとも。 | |
とりあえず勝者は願いを言え |
|
やったーーー♪ 大勝 V(≧∇≦)V ブィ♪ |
|
おいおい! 朕ピクしたから願いを叶えるってなんなんだよ! |
|
マジ基準が分からーーん! |
|
じゃーじゃー勝者の私がお願いするねー♪ | |
たしかターバンさんはさー。 全てのオテンテンを優しいオテンテンに変えようと言ったんだよねー? |
|
うん。 | |
じゃあ、全てのオテンテンに脳味噌を配備するの! | |
こんな感じで↓ |
|
えええ。 そういう異形的な方向にもってくわけ? |
|
なるほど股間についた脳みそがオテンテンを管理するんだな。 |
|
そそ♪ オテンテンに脳味噌をつけて優しくて理性的な人格にすればさ、優しいオテンテンになるの♪ |
|
分からなくもない。 |
|
でもでもこれでは足りませぬ 私の師匠が言ってたの。 |
|
優しいだけでは優しくなれぬ。 強者の余裕がなければ、真の優しさは手に入らぬ。 ・・・と |
|
それで具体的にはどうすんだよ? |
|
単純にオテンテンの戦闘能力を強化するね! | |
まずはオテンテンを着脱可能にして飛行能力をつけます! |
|
なんかおかしい方向にすすんでるー! |
|
というか発想がおかしい! |
|
そしてオセーシショットガンで敵をうつ! ズババババババ! |
|
タマキーン爆弾による自爆攻撃ーー! ドッカーン!ドッカーン! |
|
(あああ・・・) |
|
(これは・・・) |
|
(想像したモノより百億倍くだらねぇ!) | |
しかも本人がすっげー楽しんでるから扱いずれー |
|
あとあとボっキするとムッチャかたくなって適の攻撃を跳ね返すの!カッキーーーン! |
|
(なんでこんな話で早口のハイテンションになるのかな?) | |
メス1人だけが死ぬほど楽しそうに話しまくる。 メスだけが楽しい時間。 ほかのプレイヤー置いてきぼりである。 |
|
(今更だけどメスって変な子ねぇ) |
|
どかな? 我ながら素晴らしいアイデアだと思うの! |
|
どかな!どかな! \(≧▽≦)丿\(≧▽≦)丿ドッカナ! v⌒v⌒ミ(ノ´∀`)ノ♪ピョンピョン |
|
ええ、まぁ・・・うん。 |
|
(これは無下に否定するとメスが傷つくかもなぁ・・・つか盛り上がってるオタクに水を差すのは無粋と言うモノ) |
|
オールドワンティーンがメスの問いに答える。 |
|
ふむ。 アイデアは悪くない。 すごーく花丸。 |
|
だよねー♪だよねー♪ ♪(((*^-^)八(^∇^*)))♪キャッキャッ |
|
だがメスよ お主の願いは叶えぬ! |
|
オールドワンティーンティーンはメスの願いを拒絶した。 |
|
次の話へ(Bパートに行くよ) 前回の話へ TOPに戻る |