2話(Aパート) | |
2020年4月1日 ヴァカ「だってぼきゅヴァカだしぃぃ」 ※こっちがAパートだよ。 |
∞行動! 行動回数10万回! |
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∞行動! 行動回数10万回! |
ここは東京の空港。 60Gとセールちゃんは凄まじい行動回数で、取り逃がした犯人を探した。 ・・・・ ・・ が! |
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捜索してから10分が経過・・・ |
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駄目ぇぇぇ! |
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取り逃がした犯人見つからねーわ! | |
犯人探しは失敗。 セールちゃんと60Gは「1500m走で本気を出しすぎた高校生」のように疲労し、崩れ落ちる。 「セールちゃん」 「60G」 |
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ほんとオェェ。 胃液吐きそう。 |
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_| ̄|○、;'.・ オェェェ (↑クリーム色の胃液を吐いてる) |
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ああ、犯人は見つからなかったんですねぇ。 |
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うん。 最後の1人はとんだ食わせ者だわ。 |
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つか、犯人は整形して指紋を変えてるかもしれねーな。 | |
ここまで気合入れてバックレるとどーにもならん。 |
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おえっぷ(´ж`;) | |
_| ̄|○、;'.・ェェェェェェ セールちゃんは黄色い胃液も吐く。 |
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キュイーーン。 キュイイーーン。 |
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そんな時。 けたたましい音。 セールちゃんと60Gがあきらめたタイミングで、パトカーのサイレン音が鳴り響いた。 |
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どうやら時間切れのようですね。 | |
今回はこれで十分です。 後は我々警察に任せてお二人は退散してください。 御山アキラ(みやまあきら)も捜索をあきらめたようだ。 「御山アキラ(みやまあきら)」 |
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んじゃ、俺たちは早々に退散しますかな。 |
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仕事は2人で10分働いたので、30万ぐらい請求すると思います。 |
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分かりました。 | |
(つまり時給90万ですか・・・年収700万の俺とは別世界ですねぇ) ※警察官の平均年収は約700万円と言われているの。 |
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というわけで地味な仕事は終了♪ さっさと事務所に帰ろーぜ♪ |
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と言った感じで・・・特にヤマも落ちもないまま仕事は終わり、60Gは帰路につこうとする。 も! セールちゃんが60Gの手を握り、60Gを引き止めた。 |
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ん? 何? ゲロ掃除の手伝い? |
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いや! あのさ! |
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せっかく空港に来たんだしさ。 旅客ロケットに乗らない? 「この世界は旅客ロケットが導入されたばかりの世界なの。アメリカでは旅客ロケットの実験をけっこう やってるし現実世界でも旅客ロケットの導入は近いかもよ(たぶん)」 |
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あ~旅客ロケットか? | |
今すぐチケットを取るのは無理だろ? |
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それがさ 調べて見たらさ。 |
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私達が捕まえた犯人が旅客ロケットのチケットを持ってたのよね。 「前回の話で60Gとセールちゃんはバイトテロをした犯人を70人捕まえるね」 |
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ああ、犯人が持ってるチケットはキャンセル扱いかぁ。 |
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そそ。 良い機会だからさ、旅客ロケットに乗って東京から沖縄に行きましょうよ♪ |
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セールちゃんは表情こそ普通だが かなり発情しながら提案する。 |
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そっか、じゃあ沖縄に行こーぜ♪ | |
むかしPlayStation Homeで美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)を再現したイベントがあってなぁ、あの時から本物が見たかったんだよなぁ~。 |
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よーし、よーし。 じゃ行きましょ。 |
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セールちゃんが内心有頂天になり えらく発情した。 |
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(学生デビューに失敗した女性が・・・必死に彼氏づくりしてる感じですかねぇ~?) | |
まぁ、とにかくここでお別れですね。 依頼があればまた連絡します。 |
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おう、じゃーな。 | |
御山アキラ(みやまあきら)と60Gとセールちゃんはこうして和(なご)やかに別れる。 とても静かで退屈な仕事完了。 ここまで何もなし。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ 「旅客ロケット」 30分後。 旅客ロケットのチケットを買った60Gとセールちゃんは、搭乗橋から旅客ロケットに乗り、乗客席に座った。 「旅客ロケットの乗客席」 |
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この旅客ロケットは東京からスタートして8分で沖縄に着くんだってね。 | |
セールちゃんはパンフレットを見ながら答える。 |
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なんつー早さだよ。 狭い日本、そんなに急いでどこへ行くんだよ? |
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※狭い日本、そんなに急いでどこへ行く・・・マイカー時代に流行った古い流行語。 |
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早くていいじゃない。 しかも金をだせば誰でも乗れる。 |
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ああ、案外俺たちが取り逃がした犯人も乗ってたりしてな♪ |
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嫌な予測するわね~。 | |
60Gは和(なご)やかに不吉な予測をする。 その予測は・・・ ・・・・ ・・ 100%的中していた。 そう犯人は機内にいる。 |
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・・・・・・(ニコ) | |
しかも取り逃がした犯人は、旅客ロケットの機長席に座っていた。 「旅客ロケットの機長席」 |
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では、シートベルトをつけて8分間のフライトをお楽しみ下さい。 途中、無重力状態になりますので飲食はご遠慮下さい。 |
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※客室乗務員・・・正式名称スチュ ワー デス。 スチュ ワー デスという言葉はポリコレ棒に撲殺されもうした。 |
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無重力で炭酸飲料とかやばそ~(小並感) |
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無重力の時にゲロしたら私はどんな顔をすれば・・・ |
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では、発射します。 | |
カウントダウン 10! 9! |
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おおーー! やっぱワクワクするなぁ新しいテクノロジーはw |
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おおおおおお。 はじめてのロケットぉぉ。 |
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ふといロケットぉぉ・・・ セールちゃんがガラス窓に顔面をベッタリつけながら外の景色を見る。 |
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(セールちゃんこんな下品だったけ? まさか俺の悪影響か?) | |
カウントダウン 5! 4! |
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3! | |
2! | |
1! |
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発射! |
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ごぉぉぉぉぉぉぉぉ! | |
Gがのしかかり、旅客ロケットが火と大量の煙を吐きながら上昇する! 発射時に1.2Gがかかり、自分の体重が1.2倍になったように感じる。 ? |
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おっお! Gがあるわよ! |
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爺! 自慰ー! |
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これが噂に聞くロケットのGさんか! | |
60Gもセールちゃんも「おお!」を言うだけの語彙(ごい)のない生命体と化す。 やはり初めてのロケットは感動するのだろう。 ・・・・ ・・ 「旅客ロケットの機長席」 場面は変わり、旅客ロケットの機長席。 |
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順調ですね機長(´;ω;`) |
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・・・・・・。 | |
副操縦士の隣には機長・・・いや! 60Gの追跡から逃れた犯人が、機長として操縦席に座っている。 |
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「↓この人がバイトテロで逃げた犯人の1人です」 |
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ごぉぉぉぉぉぉぉぉ! | |
旅客ロケットはあっという間に高度2000m地点に達していた。 |
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ふむ。 なにやら感動しているようだね? |
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長年の夢がかないましたからね! ここに座ってるだけで感無量ですよ! |
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(ノTДT)ノヤッタ~! |
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そうか君の夢はパイロットだったんだね。 | |
僕とは違う夢だが、おめでとう。 犯人が副操縦士とかたい握手をする。 |
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ああ、機長の夢はパイロットじゃなかったんですか? (*〇Д〇)イガーイ! |
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なら機長の夢はなんですか? |
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僕は、そうだね・・・ | |
僕は最高のバックラーになりたかった。 |
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んん、バックラーo(´^`)o? 昔のネットスラングで聞いたことがあるような? |
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うん。 バックラーとは |
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仕事を無断でバックれる人のことだね。 |
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は? 仕事を無断でバックれる? |
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つまり「バックれる」が変化してバックラー? もう少し詳しくお願いします。 |
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バックラーには様々な階級があってね。 | |
仕事をはじめて1~2週間でバックレるC級バックラー 仕事を覚えてから消えるB級バックラー 職場にわざと迷惑行為をしてやめるA級バックラー 職場の金品を強奪してバックレるS級バックラー 1日で仕事をやめるブロンズバックラー 光の速さで仕事をやめるゴールドバックラーなどがある。 |
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それじゃーただの駄目な人じゃないですか。 ┐( ̄ヘ ̄)┌ |
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そうだね。 駄目な人だ。 |
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でもね、人間なんて多かれ少なかれ駄目な部分があるんだよ。 そして残念なことに、普通の人は周囲にあわせて駄目な部分を封印してしまう。 |
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当たり前じゃないですか。 駄目な部分は改善しましょうよ。 |
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ホントに改善していいのだろうか? | |
駄目な部分を削られ、組織にとって都合がいい歯車に改造させられて それが幸せな人生なのだろうか? 僕自身のオリジナリティはどこに行ってしまうのかな? |
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いやいや機長 (ヾノ・∀・`) そーいうしょうもない苦悩は中学生のうちに卒業すべきです。 |
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あまりに次元が低すぎてヴァカみたいですよ。 |
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だってぼきゅヴァカだしなぁ。 | |
ぼきゅの夢は最上級のバックラーになりゅことで~、それ以外はどーでもいいの。 機長は狂った目で色々おかしなことを言いまくる。 |
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( ;゚д゚)・・・・(どん引き) | |
機長の発言を聞いた副操縦士は、機長から発生するただならぬ圧に震えた。 |
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あ~、もしかして機長。 | |
今からバックラーするおつもりですか? |
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うん。 バックラーしちゃうね。 |
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それは・・・何バックラーですか? |
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バックラーには1つだけ紹介されなかった禁忌の称号があるのだよ。 | |
それはハーデスバックラー! ハーデスバックラーとは、命あるものすべてを死に絶えさせてバックれる最低の人殺しバックラー。 勇敢なグレートデンも、可愛いインコも容赦しないぜ! |
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待ってくださいよ! (;゚Д゚) |
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機長さんだってパイロットになるのに苦労したんでしょ。 なのに人を殺してバックレるなんて、おかしいですよ! 機長「おかしくない!」 |
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全ては最高のバックレのため! | |
今こそ脱出! 機長は緊急脱出ボタンを押す! 操縦室の天井が開き、機長の座席と副操縦士の座席が外に射出される! |
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ちょっ! ここは上空1万mですよ! ヽ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ノ |
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あんたホントヴァカだよ! |
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う ん ! |
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機長はちょっぴり可愛く返答した。 |
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あああああああああ! (:.;゚;Д;゚;.:) |
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ヴァカはけっして止まらない! 人の意見を聞いてない! |
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シュボ! | |
シュボ! | |
機長と副操縦士はロケットの外に射出せれ、お空のどこかにキラリと消えた! |
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ん? なんか音がした? |
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