91話(Aパート) | |
2019年7月3日 今日から長い文章は2つにわけることにしました。 こっちがAパート。 |
夜。 とある森の中。 女銃鹿がニューナンブm60で「なゐの神衣」を銃撃した。 |
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なぜメスを殺したああああ! |
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ちょっ、馬鹿! 敵に位置がばれるだろ! |
「山火事の森」 全長8mのなゐの神衣は、女銃鹿から10km離れた森にいる。 「全長8mのなゐの神衣」 なゐの神衣の周囲は山火事で燃え盛っていた。 |
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ん? 銃撃だと? |
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おまえはなんなんだよ! |
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ダム!ダム! ダム!ダム! ダム!ダム! ダム!ダム! |
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女銃鹿は空薬莢をマシンガンのように撒(ま)き散らしながらひたすら銃撃する! ニューナンブm60がひたすら火息(かそく)する! |
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ちょっ! 女銃鹿さんお静まりになって! 敵に居場所がバレちゃう! |
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邪魔をするな犬! メスが殺されたんだぞ! |
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日本狼「あん?(#^ω^)ピキピキ」 |
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いきってんじゃねーぞゴミ雑魚スライムが! てめーごときじゃ反撃くらって死ぬっていってんだよ! |
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今は緊急事態。 しかし女銃鹿たちは内輪もめを起こしていた。 |
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こうなったら最低最悪の状態に備えて保険を使うしかない! | |
蜻蛉斬りが槍投げ機を使い天に向かってミサイルを放つ。 ミサイルには人間無骨(にんげんむこつ)という銘が刻まれており 天に放たれたミサイルは即座に地球の衛星軌道上まで上昇し、宇宙空間で静止した。 |
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トンボ斬り、なにしたの? 地獄のような嫌な予感がするんだが・・・ |
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サイテー最悪、サイテーの状況に備えて保険を置いといた。 |
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最低最悪だぁ~? | |
日本狼の嫌な予感が絶好調に高まり、恐怖でサブイボができる。 雲行きが怪しい。 そんな中、女銃鹿の銃撃は止まらない。 |
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殲滅 型! スペ ース デブ リ跳 弾! |
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弾丸 暴風 雨! 女銃鹿の弾丸が上下に跳弾(ちょうだん)し、弾丸の雨が「なゐの神衣」にふりそそぐ! |
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アホらし。 こんな豆つぶて、効くわけがないだろ。 |
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その弾丸の雨もなゐの神衣には効果がない。 命中した銃弾は異世界に転生されて消える。 |
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ふん。 おかげで敵の位置は分かった。 |
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向かうか! | |
「なゐの神衣」が黒い雲をマフラーのようにまとい 音速で女銃鹿達がいる場所に向かった。 |
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なんなんだコイツ! なんなんだコイツ! |
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銃撃がいっさい効かない。 ゲームの無敵キャラか何かですか? |
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うわあああ! 黒くてデカイのがくるわエンガチョー! |
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とにかく、こっちも対策しないとヤヴァイ! | |
とりあえず、えっと・・・ 日本狼は敵の足止めを頼む。 |
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はっ? 私が足止め役だと? |
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何言ってるの? この〇〇ジ? 危険な役はてめーがやれよ。 |
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ごめん。 私は女銃鹿の防衛をしなければならない。 |
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それに、あれを足止めできるのは日本狼ちゃんだけだと思う・・・ 蜻蛉斬り(とんぼきり)は土下座をしてお願いした。 |
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このヤロ~土下座までしやがって・・・ この社会は優秀な人材に仕事を押し付けすぎなんだよ。 |
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マジめんご・・・ | |
蜻蛉斬り(とんぼきり)は土下座をしながらポケットから財布を取り出し、ニホンオオカミちゃんに献上する。 日本狼ちゃんはその財布を当然のように奪う。 |
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言っとくが! やばかったらバックレるからな! |
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人間が何億人死のうが知ったことじゃないからな! 日本狼(にほんおおかみ)ちゃんは前に飛び出し、森の中へ突き進む。 彼女は狼を守るために最初から戦うつもりだったようだ。 |
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女銃鹿! | |
分かってます! | |
冤罪(えんざい)スレイヤーを使って敵の情報を収集します! 女銃鹿は冤罪(えんざい)スレイヤーを起動する。 が・・・ 「冤罪(えんざい)スレイヤーは過去を見る目」 |
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ドクンッ! |
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??? | |
目を押さえ、いきなり膝(ひざ)をつく。 |
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え? なに? |
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いや、今勝手に冤罪スレイヤーが動いて・・・ | |
なんなんですかね? |
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私が分かるわけない。 つか、いま情報収集できないとみんなが困るけど・・・ |
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大丈夫です。 逆に精度が上がってヤバいぐらいです。 |
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なら、頼む。 | |
蜻蛉斬りは女銃鹿にも土下座する。 |
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ええ! そっこー敵の情報を調べますよ! |
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冤罪(えんざい)スレイヤー起動! 女銃鹿の眼球からマイナスの光が生まれ、、、 光は過去に移動し、敵の過去を調べまくる。 |
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まずは敵がお父様を支配する経緯を調査します! | |
女銃鹿は冤罪スレイヤーで過去をみる! 時間は3日前! 場所は国会前! 99人のグノーシャが国会前で大量の人間を虐殺していた! ※77話の出来事 |
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・・・・・・。 |
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・・・・・・。 |
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・・・・・・。 |
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はじめるぞ。 国家転覆っ! |
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その中にはみんなやる男もいる。 「みんなやる男」 |
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えええ! やる男さん! |
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なぜ、みんなやる男さんが虐殺を??? 女銃鹿は困惑して青ざめる。 女銃鹿にとってみんなやる男は、一緒に裁判で戦った戦友のような存在だった。 |
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ブワッ! | |
そして状況が動き・・・ みんなやる男の体から出た黒い煙は、なゐの神衣を支配する。 |
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なるほど、完全に貴様の術中にはまったわけだ。 | |
そんな! やる男さんがお父様を支配した? |
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つまり犯人は「みんなやる男さん」で・・・ みんなやる男がメスを殺した? 女銃鹿はみんなやる男の犯行を見て絶句した。 |
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そこまでは分かっている。 その後、どうなった。 |
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・・・・・・。 | |
・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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最悪です! | |
「みんなやる男達」の行動を見た女銃鹿は、牙をむいて嫌悪した。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ みんなやる男がなゐの神衣(ないのかむい)を支配して数時間後の夜。 暖炉(だんろ)がある裕福そうな家。 |
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お邪魔してます。 | |
とある家の、とある部屋の真ん中で・・・ 下半身になにもつけていないなゐの神衣が仁王立ちで勃(た)っていた。 脱ぎ捨てたズボンは玄関に脱ぎ捨てられている。 |
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これは笑い事じゃない場面だ。 私は、こういう無茶苦茶な犯罪現場を何度も見てきた。 |
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報復しにきますた。 | |
下半身になにもつけていない「なゐの神衣」が家の住民につめよっていた。 |
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きゃぁぁぁぁ! |
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きゃぁぁぁぁ! |
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なんなんだこの変質者は! | |
部屋の隅では、「父親」と「母親」と「18歳の長男」・・・ そして「16歳の次女」が震えている。 |
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君! どーいう狼藉(ろうぜき)だ! 警察を呼ぶぞ! |
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ふはっ♪ 警察が一般市民を守ると本気で信じてるのか♪ |
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あいつらは民事不介入とかほざきながら、被害がおきてからノコノコと動く役立たずだぞ♪ |
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場合によっては被害が起きても動かん。 |
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ぎゃっぎゃっぎゃ! |
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きひぃぃぃぃ! | |
黒雲たちが下劣に笑う。 その笑いはチンピラと猿の鳴き声を合わせたような気色悪い笑い声だった。 笑い声だけで下劣さがきわまる。 |
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なに? 黒い雲がしゃべってる・・・化物!? |
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カタカタカタ(絶望で震える) | |
父親、母親、18歳の長男、16歳の次女は、ゴブリンに囲まれた村娘のように、絶望し動けなくなっていた。 |
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どーするみんなやる男どーする? | |
こいつは死刑廃止法案を通した政治家の1人だぜ。 |
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当然、報復だ! おなじ目にあわせてやる。 |
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あれは、死刑廃止法案を通した政治家さん・・・ですか? | |
(1話に出てきた) |
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死刑廃止を恨むならお門違いどころの話じゃない! | |
嫌なら正当な手続きで対抗しろ! 死刑廃止法案を通した政治家が毅然(きぜん)とした態度で反論する。 |
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くはっ♪ 正当な手続きと来たか♪ |
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俺たちは正当な手続きでゴミクズのように捨てられたんだがな。 |
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君らは何者かは知らん! | |
が! どっちにしろ君らは正当な手続きで裁かれるのだ! |
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だったらハンムラビ法典で正当な手続きをしてやるよ。 |
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は? なぜハンムラビ法典? |
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目には目を歯には歯をってやつだ! | |
俺の娘が殺されたように 貴様の娘も犯(おか)し殺してやると言ってるんだよ! なゐの神衣がチンピラのようにガンをつけまくる。 ※ハンムラビ法典:世間では復讐法と言われる法典。目には目を歯には歯をという言葉は有名。 実際は世間で思われてるほど野蛮な法典ではなく、公平で、強者が弱者を虐げないようにしている。 |
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いやああああああ! |
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その理屈はおかしいわ! あなたはハンムラビ法典が何かわかってないのよ! |
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母親が前に出て反論する。 |
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どうでもいい死ね! | |
なゐの神衣は、説明しようとした母親をヤクザキックで蹴り殺す。 |
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えっ? | |
母親の肉体は 首から下が全て粉々になって消滅する。 残った頭部は床に落ち、ボールのように転がって暖炉に入る。 |
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いやあああああ! |
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あああああああ! | |
なぜ、なんでこんなことするんだよ! 家族が全員絶望で泣き叫ぶ。 |
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ぶっちゃけ理屈とかどうでもいいからな! ただストレス解消に来ただけだからな! |
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なんだ。 このクズは!? |
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ほんとうにみんなやる男さんなのか? |
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けーけっけっ(ゴブリンのように下品に爆笑) |
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犯(や)ーれ♪ | |
殺(や)ーれ♪ | |
母親の頭部を見て黒い雲が大爆笑する。 |
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ゲスがああああああ! |
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さて、遊びはこれまでとして・・・ | |
これからが本番。 父親を押さえつけて、父親の目の前で子供が犯(おか)し殺される光景を見せるか。 黒い雲が巨大な手の形となり、父親を押さえつける! |
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ぬがぁぁぁ! 止めろー!止めろおおおお! |
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父親が涙を流して抵抗する。 頭から血が流れるまで動きまくる。 |
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大 事 な |
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も の が |
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犯 し |
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殺 さ れ る さ ま を |
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見ていろ! | |
下半身に何もつけていない「なゐの神衣」が前に出る。 〇〇〇を左右にゆらしながら前にでる。 |
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きゃああああ! | |
16才の次女が極大の悲鳴を上げた! |
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やめろおおお! |
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妹に乱暴をするな! | |
誰もがこれからおきる妹の地獄を連想する。 が! |
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おまえだ! |
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予想外の行動! なゐの神衣は「18歳の長男」の肩をつかみ、長男の服を引きちぎった! |
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えっ! 俺? |
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うそっ。 | |
みなが予想外の行動に呆然とする。 |
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なんで俺の服を引きちぎってるんだよぉぉ! | |
長男の服がテイッシュのように千切れ、千切れた服がテイッシュのように舞い上がる! |
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そっちにいちゃいますですか! |
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見ていろ! | |
ここからが地獄だ! |
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ああああああああああああ! |
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(絶句しすぎて声が出せない) |
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(絶句しすぎて声が出せない) |
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バキバキバキバキバキ! | |
18歳の長男はなゐの神衣に犯(おか)される! 家族がいるまえで凄絶に犯(おか)される! それは、犯(おか)すなどという生ぬるい光景ではない。 大の大人が最高速度で「人形をボキボキに破壊する」ような凄絶な人体破壊! カニをバラバラにするような 分解レ○プ! |
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(絶句しすぎて声が出せない) |
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(絶句しすぎて声が出せない) | |
あまりの事に家族は絶望で動けなくなり、何も言えなくなる! 真の恐怖を目のあたりにした生物は硬直するしかない。 |
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なにをしてるんだ・・・ みんなやる男・・・ |
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お父様の体を支配して・・・ やることはこんなことか? これじゃあ、程度の低い犯罪者じゃないか。 |
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その夜。 みんなやる男が支配したなゐの神衣は 100人の人間を分解レ○プした。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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ついでにスマホをゲット。 |
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なんだこの化物? |
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ついでに死ね! モブキャラ! |
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その後、黒雲達は売れ杉三号も殺害する。 「売れ杉三号」 |
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三号君まで・・・ | |
しかも殺害動機が酷い。 |
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私は、最初・・・お父様を支配した黒雲達を・・・ 大物集団だと思っていた。 |
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しかし、そんなものはいっさいない! | |
奴らは程度が低い汚物の集まりだ! しかも三号君やセールちゃんまで殺し・・・ しかもメスまで・・・ もはや情状酌量(じょうじょうしゃくりょう)の余地がない。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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もう処刑するしかない! | |
女銃鹿は冤罪(えんざい)スレイヤーで過去を見ながら決心した。 「今回から1話を2つに分けます。次はBパートで・・・」 |
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