90話 | |
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2019年6月04日 蜻蛉斬り「いつもの事だけどブログの更新遅くない?」 メス「実は核を落とす描写を書いたけど、あまりに酷い描写だったので、消してゼロから書き直しました」 |
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なんか遠くで地震があった感じですね。 |
まぁ、今の私なら どんな地震でも的確に対応できると思いますが・・・ |
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ええ、そうけー? |
メス達が人工ビッグバンに吹き飛ばされて・・・10秒後。 とある森の中。 過去の調査を終えた女銃鹿と日本狼は帰り支度をしながら会話していた。 |
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頼りないですか? 色々あって成長したつもりですが・・・ |
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たしかにお前の銃の腕前はほんのすこーしあがった。 |
冤罪(えんざい)スレイヤーのおかげで情報収集能力も高くなった。 「冤罪(えんざい)スレイヤー:過去を見る目」 |
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ですよね~。 (あんだけあって成長ゼロとか逆にヤバいですよ~) |
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だがな! それだけだ! |
全ての敵を倒せるわけでも、全てが分かるわけでもない。 |
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え~辛口評価ですねぇ。 |
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気をつけろよ。 現実様は酷(ひど)く残酷だ。 |
良くなったと思った瞬間に現実様は、助走をつけてグーパンで殴りにくる。 (多くの社会人が現実様のグーパンに殴られて酷い目にあってるからな) |
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そういうもんですかねぇ? |
女銃鹿は釈然(しゃくぜん)としない。 |
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ぶおお・・・ |
そんなことを話していると・・・風が徐々に強くなり |
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ん? 強風? |
そして、瞬(またた)く間に 猛烈な風と砂が、横なぐりの雨のように、女銃鹿達にふりそそいだ。 |
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ちょっ! いきなり砂塵(さじん)かよ! |
口とパンティに砂が入ったぞ! ぺっ!ぺっ! パンティぽーい! |
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風が強すぎますね。 日本狼ちゃんが言う現実様に殴られる前に帰りますか。 |
女銃鹿が早足で帰ろうとする。 ・・・・ ・・ そんな時。 上空で何かが流れ落ちる光景が見えた。 |
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な―の―! ドッカ飛ばされてるの―! |
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あれ? 遠くで何かが流れ落ちてますよ? |
隕石!? |
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かなり吹き飛ばされた! とにかく着地して、態勢を立て直す! |
隕石ではない。 高度800m地点で人工ビッグバンに飛ばされたメス、蜻蛉斬り(とんぼきり)、60Gが隕石のように落下していた。 「この三人が人工ビッグバンに飛ばされて落下中」 ![]() ![]() ![]() |
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くそがぁぁ! |
生き残ったのは俺と蜻蛉斬りさんとメスだけか! |
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この状況は私の足じゃ対処できないの! 悪いけど着地を手伝ってなの! |
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任せろ! |
60Gは、メスをお姫様抱っこしながら、森の中につっこむ! バキ! バキ! バキ! 木の枝を折りながらの緊急着地! ウンコ座りをする態勢で緊急着地! 着地の衝撃で60Gの両足が折れ、折れた骨が膝(ひざ)の肉を貫く! |
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がっはぁ! |
とても無事とは言えない着地 60Gは血をまきちらしながら気絶した。 |
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60Gちゃん。 守ってくれてありがとうなの。 |
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ズダム! |
蜻蛉斬り(とんぼきり)もウンコ座りをする態勢で着地する。 |
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私は無事着地。 60G守れなくてすまない(余裕がなかった) |
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ぶくぶくぶく・・・ |
(↑鼻から血の泡を出しながら気絶している) |
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むー、残存兵力は私と蜻蛉斬りさんの2人のようだね。 |
しかも、敵の情報が無さすぎるかもぉ~。 ほぼ無傷のメスがゆっくり立ち上がる。 |
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そこでお父様からの伝言・・・ |
女銃鹿が生き残ればあとは全員死んでも構わん。 女銃鹿が1人生き残れば、すべての問題を解決する。 ・・・との事。 「お父様」 ![]() |
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へっ、ええ・・・ なっる~ |
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正直、なぜ女銃鹿が生き残ればなんとかなるのか私には分からない。 |
お父様の真意がまったくもって分からない。 |
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いや。 私は分かったよ。 |
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え? どういうこと? |
小学生でも分かるレベルの説明を求む。 |
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先月ね・・・ |
パパに 男銃鹿さんの話を聞いたの。 (お姉ちゃんが男銃鹿、男銃鹿言うから気になって聞いたんだよね~) 「男銃鹿・・・なかったことにされたグノーシャ」 ![]() |
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男銃鹿ってだれ? その男銃鹿が今回の件となんの関係がある? |
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その男銃鹿さんが使えるスイングバイ加速射撃が、すっごいスイングバイ加速射撃らしいの! |
うまく使えばあらゆる局面を無条件で解決できるそうだよ。 「スイングバイ加速射撃」 |
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スイングバイ加速射撃ごときであらゆる局面を解決? (14溝度ランサーが効かないのに?) |
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とにかく蜻蛉斬りさんは |
お姉ちゃんに「本物のスイングバイ加速射撃」を使えと伝えてなの。 まぁ、それで大体分かると思うよ。(きっとお姉ちゃんなら全てを察し一瞬で解決するの) |
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よくわからないけど、分かった。 伝言は伝える。 |
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で、お姉ちゃんは・・・西だね。 |
お姉ちゃんの気配が西に10kmいった場所で感じるの。 |
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分かった。 メスも一緒行こう。 |
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いや、私はここで足止めをするよ。 |
私じゃなくて、気絶した60Gちゃんをよろしく。 一刻を争う状況だから急いでなの。 |
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・・・・・・。 |
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うん。 御武運を。 |
蜻蛉斬りは気絶した60Gを肩でかかえ ∞機動を使い、音速で西に向かった。 メスは手首だけで小さく手をフリ、2人を見送る。 |
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め・・す・・・死ぬなよ。 |
60Gが気絶しながらメスの生存を願う。 |
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とはいえ、パパの楽勝計画が分かっちゃったからね。 |
最後までやらせてもらうよ。 メスはメスコンという刀を強く握り、∞操作を使う。 |
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ジャキ・・・ |
メスが∞操作で静かに日本中の人間を動かす。 動かしまくる。 「メスコン」 ・・・・・・ ・・・・ ・・ そして、メスは上を見上げた。 |
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おや。 敵が来たね。 |
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・・・・・・・。 |
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・・・・・・・。 |
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・・・・・・・。 |
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・・・・・・・。 |
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・・・・・・・。 |
敵は空を飛びながら、メスの上空五百m地点を通過している。 敵は、なゐの神衣の肉体を支配したみんなやる男 なゐの神衣(全長8m) そして黒雲達 単純な報復感情で動く悪鬼羅刹魑魅魍魎(あっきらせつちみもうりょう)の群れ群れ、群れ! |
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気づいてないなら、不意打ちかな。 |
メスは火花をまきちらしながら、光速で刀を抜いた。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ 3分後。 10km西の森。 |
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はぁ、はぁ。 ようやく女銃鹿と合流。 |
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蜻蛉斬り(とんぼきり)は高速で移動し・・・ 女銃鹿と接触していた。 |
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これで、伝言が伝えられる。 |
蜻蛉斬りがフラつきながら、肩に背負った60Gを地面にズリ落とす。 |
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ドサッ! |
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蜻蛉斬り(とんぼきり)さん! すり傷まみれじゃないですか! |
それに60Gの足がバッキバキですよ! |
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60Gの傷がやべーな。 すぐに治療しろよ。 |
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治療は後でいい! |
それよりもいま お父様の肉体を乗っ取った化け物と交戦している! セールちゃんはビッグバンの素材にされて殺された! 蜻蛉斬りがフラつきながら情報を説明する。 |
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セールちゃんが殺された!? |
そんな |
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しかもクソ親父の体がのっとられただぁ~? |
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うん。 |
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てか、あいつの体って完璧に操れるの? |
あいつアドリブで科学実験しながら戦うよな? |
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完璧には操れてない。 |
操ってる連中が雑魚すぎるせいで、お父様の強さも威厳も5%。 それでも私達では手も足もでない。 |
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(うっわぁ、超悲惨案件じゃねーか) |
(隙みてバックレよ) |
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それで、日本狼ちゃんに協力を求めに来たんですか? |
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こらぁ! 余計なこと言うな! |
5日前にコンビニのゴミ箱からひろったカラアゲ君をあげたのに、なんという恩知らずだ! 日本狼ちゃんがチビリながら取り乱す。 |
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いや、私と日本狼が組んでも時間稼ぎにしかならない。 (たぶん負ける) |
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じゃあ、何しに来たんだよ! |
てか、もう帰れ! 厄介ごとを持ってくるな! もー! もー! |
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用があるのは女銃鹿。 |
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は? なして私? |
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お父様いわく・・・ |
女銃鹿だけは生かせ、女銃鹿が生き残ればあとはなんとかなる。 ・・・とのこと |
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いやいやいや! まったくもって意味が分かりませんよ! |
中堅グノーシャの私が生き残ると何か良いことがあるんですか? |
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馬鹿オヤジ何考えてるの? |
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え? 分からないの? |
メスが「本当のスイングバイ加速射撃」を使えばなんとかなる ・・・って言ってたけど |
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あ! 前に女銃鹿が話してた奴か。 |
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確かにそれなら対処できる可能性もありますが・・・ |
私は「本当のスイングバイ加速射撃」を撃ったことがないので成功率は20%以下かと・・・ それに、もし使うなら敵の詳しい情報が必要です。 |
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残念ながら、敵の情報はほとんど分からない。 |
(せいぜい名前ぐらいしか・・・) |
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ん~~~。 |
それでは「本当のスイングバイ加速射撃」は無理ですねぇ。 |
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おおい! いきなり崖っぷちじゃん! |
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う・・・ ヤバい・・・ |
メスがせっかく足止めしてるのに無駄な情報がドンドンすぎてゆく・・・ 蜻蛉斬りが苦悩し ・・・・ ・・ メスという単語に女銃鹿が強く反応した! |
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メスって! メスは今何をしてるんですか! |
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1人でなゐの神衣の足止めをしている。 |
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そんな馬鹿な! どこで! |
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東に10kmいった場所で足止めをしている。 |
時間がない! みんなで情報を出しあって対処を! |
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くっ! |
女銃鹿が∞視点で10km東をみる! 10km離れた森の中でメスとなゐの神衣は地獄のような大闘争をしていた。 |
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∞大斬戮! |
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フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! フォン!フォン! |
メスが刀を振るい メスの刀から全長五百mの斬撃が百生まれては消える! 1000生まれては消える! |
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効かん! |
なゐの神衣にメスの斬撃は効かない。 空気振動が防壁となり、あらゆる斬撃がはじかれる。 |
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刀を振りながら ファイヤー! ファイヤー! ファイヤー! |
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プッシューーーー! |
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プッシューーーー! |
さらにメスは∞操作で航空自衛隊小牧基地を操り、地対空誘導弾PAC3を発射させた! なゐの神衣に次々とミサイルが着弾する。 着弾する。 着弾!着弾!着弾! 着弾!着弾!着弾! 着弾!着弾!着弾! |
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ドォーーーン! |
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ドォーーーン! |
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ドォーーーン! |
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ドォーーーン! |
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効 か ぬ ! |
ミサイルの爆撃も空気振動に阻まれ、無効化された。 |
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なんだあの8mはある化け物は? あれがお父様だというのか? |
全長8mのなゐの神衣の姿を見た女銃鹿は絶句するしかなかった。 「全長8mのなゐの神衣」 |
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はぁ! はぁ! |
マジで攻撃が効かないね。 これは攻撃を振動で異世界に飛ばしてるのかな? |
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空振! |
なゐの神衣が空気振動でメスを押しつぶそうとする! メスは体を伏せて空気振動を避ける。 |
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攻撃は凄まじいのに、けっこう簡単に避けれるの。 |
なんていうか・・・ すっごいゲームの下手なお兄ちゃんがチートキャラを使ってボタン連打してる感じだよ。 |
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この、少女。 技術は凄まじいな。 |
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まだまだ行くよ! |
戦いながら招集した戦闘機で攻撃! メスが空気振動を避けながら∞操作で戦闘機を操る! 10機のF35と10機のF22が、メス達の上空、高度三千メートル地点をヤブ蚊のように飛び回っていた。 |
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← F35(アメリカから買った自衛隊の戦闘機) |
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← F22(米空軍の世界最強ステルス戦闘機) |
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次から次へと・・・ |
なんなんだこの少女は? 歩く戦場か? |
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ミサイル突き! |
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プッショーーーン! |
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プッショーーーン! |
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プッショーーーン! |
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プッショーーーン! |
戦闘機からミサイルが放たれ、なゐの神衣の頭にミサイルが落ちる! 落ちる!落ちる! これは、ただのミサイル攻撃ではない! これはミサイルを使った斬突! メスはミサイルを使って剣術の突きを再現していた。 |
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効かん。 |
それすらも効かない! なゐの神衣の体が振動し、その振動に触れたミサイルは異世界に吹き飛ばされた。 |
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酷い! なにもかもが効かない! |
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じゃあ、全ぶっけ! |
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∞ |
メスは日本中にいるグノーシャを操る! (女銃鹿、蜻蛉斬り、60G以外のグノーシャを操る) 働く者も 寝る者も 自慰する者も 問答無用で操られ、武器を構える! |
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ジャキ! (ライフルを構える) |
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ジャキ! (刀を構える) |
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またメスかぁぁヽ(`Д´)ノ |
こんな時に操るなよ・゚・(ノД`)・゚・ |
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なんだ? |
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なんだ? |
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なんだ? |
次はなんだ? |
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弾幕 無理 ゲー ハメ 殺し っ! |
日本中に住むグノーシャが一斉に攻撃した! |
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スイングバイ! 地球10周射撃! |
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チン無し式! オシッコウォーターカッター! |
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空間相転移ウェッポン! |
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光のドップラー偏移ミサイル! |
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森ビルを投げてぶつける! |
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M61A2機関砲! サイドワインダー! |
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AAM-4(中距離対空ミサイル)! |
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人工太陽! |
グノーシャから! 戦闘機から! 凄まじい量の投射攻撃ふりそそぐ! その光景は画面の95%弾幕で塗りつぶされた弾幕シューティングゲームの画面にも見えた。 |
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なんじゃこらぁぁ! こんなん初めて見るわ! |
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だから 効かぬ! |
なゐの神衣は空気振動を放ち! 空気振動はメス達が放った投射攻撃全てを一瞬で消滅させる。 |
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フッ |
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フッ |
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フッ |
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フッ |
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フッ |
全ての投射攻撃は異世界に転送され消滅した。 |
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シューティングゲームの「弾消し攻撃」みたいですよ! |
こんなんもう |
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いや!まだだ! ここはメスがうまい! |
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「弾幕無理ゲーハメ殺し」をおとりにして急接近している! |
そして敵の振動が出ていないタイミングで 必殺の! |
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! |
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物 量 殺 し ! |
メスは単純にジャンプして、単純に刀を振り下ろす! 敵が振動してないタイミングを狙った、シンプルで完璧な斬撃。 剣士は、1回の通常攻撃に自分の人生の全てを込めた! |
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すごい 完璧な斬撃。 |
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シンプルな攻撃なのに、濃縮された技の物量がすげぇ。 |
この斬撃なら、私たち物量型さえも殺しうる。 |
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ただ、すごい |
・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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遅 い な ! |
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!? |
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!? |
なゐの神衣は、メスよりも早く攻撃していた。 |
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なっ!? |
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どうなった? |
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すでに手を破壊した。 |
メスが攻撃をする前に、メスの両手は千切れ 千キロ離れた人家の屋根まで、メスの腕は吹き飛んでいた。 |
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うぶっ・・・ (鼻からも血を流す) |
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メスうううううううううう! |
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∞機動を使ってねーのに動きが早い! ∞腕力を使ってねーのに力が凄まじい! |
何者だあの化け物は? |
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まさかここまで素が強いとは・・・ |
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そういえば師匠が |
動きの早い野生動物は人間の技なんか簡単に凌駕(りょうが)するって言ってたね。 無念。 両手を失ったメスは膝(ひざ)をついて、へたり込む。 |
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ああ、メスの両手が・・・ |
この状況は、痩男(やせおとこ)に銃撃された時と同じだ。 「痩男(やせおとこ)」 私はあの時、どうすることもできなかった。 そして今も何も出来ない。 |
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馬鹿野郎がぁ! |
のんびり絶望しながら観戦すんな! さっさと本物のスイングバイ加速射撃とやらを撃ちやがれ! |
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女銃鹿!まだ間に合う! すぐ動け! |
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できるならとっくにやってますよ! |
2人とも本物のスイングバイ加速射撃がなんなのか分かってるんですか? 完全に別物ですよ! なぜか女銃鹿は動けない。 |
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え? すごい威力がある銃撃とかじゃないの? |
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そういえば情報不足で攻撃できないんだったな。 (興奮して忘れてた) |
だったら蜻蛉斬りぇ・・・情報を教えろよ。 これでやばくなったら戦犯はおまえだからな。 |
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私が知っていることは! |
・・・・ ・・ |
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がるる・・・ |
・・・・ ・・ |
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終わりだ! |
話してる間に敵の動きが止まるわけはない。 何一つ躊躇(ちゅうちょ)のないなゐの神衣の手刀が 断頭台のようにメスに叩き落ちる! |
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があああああああああ! |
メスは獣のように手刀にかみつく! 無駄な攻撃なれどかみつく! |
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グ チ ャ ! |
だが、しょせんはアリの一噛み。 メスの歯が全て吹き飛び メスの頭部がチョップをくらった粘土のようにつぶれた! 死ぬ。 |
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メスううううううう! |
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・・・・・・。 |
ジャキッ! |
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ダン! |
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ダン! |
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ダン! |
女銃鹿は拳銃を取り出し、何発も何発もなゐの神衣を∞射程で銃撃する! 無論全ての銃撃はなゐの神衣に効かない。 |
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ん? なんだ? |
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馬鹿野郎! よりにもよって普通の銃撃をしやがった! |
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やばい! 銃撃から私達の位置がバレる! |
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ダン! |
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ダン! |
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ダーン! |
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ああああああああああ! |
女銃鹿は泣きながら銃撃を続ける! 何発も何発も光速の銃弾を打ち続ける! |
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あの時と! 私が人間だった時と同じだと言うのか! |
人間だった時の私は、痩男(やせおとこ)に挑んだが何もできなかった! 誰も救えなかった! 女銃鹿が苦悶(くもん)と怒りでシワクチャになった顔で吠える! |
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なんだ? この豆鉄砲は? |
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ヤバいな。 |
部下が無能すぎて、私の楽勝計画が狂っている。 いや、これは上司である私の責任か・・・ このまま女銃鹿達が失敗を続ければ、全てが死滅するかもしれん。 「負けそー あ、、、地球滅ぶよ(たぶんネタバレ)」 |
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