89話 | |
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2019年5月4日 セールちゃん「ちょっとまてこらぁぁ!私の扱いが酷(ひど)すぎるじゃないのぉぉ!」 60G「まぁまぁ、セールちゃん、その後にいいことあるかもしれんぞ・・・たぶん」 |
現代。 深夜の森。 「グノーシャ達」は「なゐの神衣」と交戦中。 |
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貴様達に負ける道理はない。 |
「現在位置」 戦いは蜻蛉斬り(とんぼきり)達が優位に見えた。 |
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もう駄目だぁぁぁ! |
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そんな。 通用しないのか。 |
みんなやる男と黒雲達は、体育会系に恫喝(どうかつ)される運痴のように絶望し、膠着(こうちゃく)していた。 |
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ありゃ、まぁ。 これで終了? |
お父様の肉体を支配してるのに、だらしないわね~。 |
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最悪だ。 計画にすっごい時間かけたのに! |
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( ノД`)シクシク |
( ノД`)シクシク |
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まさか、ここまで烏合の衆とはな。 |
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(油断するな) |
負け犬のゴミクズ集団でも、私の肉体を操っている。 |
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くそっ! もう撤退するしかないのか。 |
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まさか! |
逃がすわけがない! |
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だね。 全殺ししてパパを返してもらうの。 |
逃げようとする黒雲達の前に、メスと蜻蛉斬りが立ちはだかった。 |
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くっ! |
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くっ! |
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行け梅實(うめざね)! 梅穂(うめのほ)! |
蜻蛉斬りはゴルフバックから2本のミサイルを取り出し 上空に投げる! 「蜻蛉斬りの所持してる武器」 |
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∞質量! |
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∞質量! |
空中に投げられたミサイルが凄まじい速度で重くなる。 2本のミサイルが地球より重くなる! |
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な、何をするつもりだ! |
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ミサイルが超 超重くなれば |
当然・・・ |
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ブラックホールが発生するな! |
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ブラックホール!? |
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ひっ!(ll゚д゚(ll゚д゚ll)゚д゚ll) |
膨大(ぼうだい)な質量のミサイルはブラックホールを生みだす 直径2mのブラックホールが2つ生まれる! さらに! さらに! 2つのブラックホールは空中でぶつかり合い 地球全土をつつむ凄まじい光が放出された! |
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この過剰で、クソめんどくさい作業は まさか! |
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14溝度(こうど)ランサー! |
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×〇&%$#!%$#! |
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#!%$×〇&%$#! |
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▽&%×〇$#!%#! |
やがてブラックホールは蒸発して消え ブラックホールの衝突から吐き出された光は、槍投げ機の上に集まる。 集結した光は光の槍となる! 「14溝度ランサー」 |
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精製完了! |
蜻蛉斬りの槍投げ機の上には光の槍が置かれていた。 |
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なんだこれは! なんだこれは! なんだこれは! |
この、この世のモノとは思えない光の槍はなんだ? 黒雲達が絶望しながら質問する。 |
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簡単に解説すると14溝度の熱でできた槍。 |
(ブラックホールとブラックホールをぶつけた時に発生する熱で、光の槍を錬成した) |
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そんなものが地球に存在しただけで銀河が崩壊する筈(はず)だ! |
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だから∞制御で効果範囲を制御している。 |
槍に接触しなければ敵も滅びない。 (接触すれば、どんな敵でも1瞬で蒸発する) |
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そんな、無茶苦茶だ! |
この仮面をかぶった少女はあまりに無茶苦茶すぎる! |
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幅跳びジャーンプ! |
メスは幅跳び選手のように、空中で足を動かしながらジャンプし なゐの神衣に急接近した! |
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(←メスのジャンプに気づかない) |
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(←メスのジャンプに気づかない) |
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うめぇ。 敵が動揺した隙(すき)に急接近している。 |
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完全に敵の虚と同化。 |
これは敵も気づかない。 |
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え? |
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え? |
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そして! 幅跳びジャンプ か・ら・の |
打ち上げフライ! 大気圏ごえなの! |
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!!!!!!! |
メスは野球選手のようにメスコンを振り、なゐの神衣の体を天に打ち上げる。 ∞斬戮(ざんりく)で打ち上げる。 「メスコン(メスが愛用してる刀)」 |
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ああああ! |
ああああああああああああああああああああああああああ! |
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キラン! |
なゐの神衣は音速の壁を突破しながら天空に打ち上げられ 高度三千m地点まで上昇した! |
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最後の切り札が! お星さまに! |
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何が! |
どうなってるんだ! |
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蜻蛉斬りさん! |
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ナイスメス! |
蜻蛉斬りの筋肉が3倍の太さに膨(ふく)れ上がる。 蜻蛉斬りの肉体がドワーフのような丸太筋肉に変わる。 |
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いきなり! |
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ドワーフ筋肉! |
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熱消毒してやる。 |
蜻蛉斬りは槍投げ機を使い 14溝度ランサーを 天に向かって投げた! |
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ジ ュ バ ァ ア |
打ち上がる槍は、まるでスペースシャトル! 爆音と光をまき散らしながら、凄まじい力で天空に飛翔する! |
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これは逃げられん! |
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そんな! |
負け犬が集まって報復を画策してもこの程度なのかぁ! |
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ア ァ ア ァ ! |
絶対温度の槍が天空に登る。 銀河よりも巨大な光を発しながらなゐの神衣に向かって直進する。 |
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オワッタね。 |
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うん。 |
スイングバイ加速射撃の1兆倍をこえる熱でオワル。 |
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もう、本当に駄目なのか・・・ |
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嫌だ! 嫌だ! |
娘が殺された時のように何もできないまま終わりたくない! 今度こそ最後まで戦ってやるんだよぉ! みんなやる男が悲鳴をあげる。 突破口を探る。 |
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ぐぎっ! |
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ジュルッ! |
そんなみんなやる夫の悲鳴に答えるように なゐの神衣の右肩から1本の腕が、ジュルリと生える。 生まれる赤ん坊のようにジュルリと出現する。 |
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なんだ? |
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黒い腕が生えたね。 |
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この腕で槍を受けとめるんだよ! |
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無理。 |
どー考えても無理。 ひゃくぱームリ。 カマキリのカマでミサイルを受けたほうがまだ簡単。 (比喩じゃないよ) |
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受 け る |
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ん だ ! |
なゐの神衣の両手が14溝度ランサーを右手で受け止める! 片手の真剣白刃取りをする! 光と火花が飛び散り 火花が銀河の外にまで舞い上がった。 |
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お |
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お お ! |
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OK 熱でふっとぶ。 |
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!?!!!?!? |
だが、槍は止まらない! なゐの神衣は振動しながら宇宙に吹き飛ばされ、視界から消えた! |
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ああ・・・ |
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はい。 終わり。 |
蜻蛉斬りは仮面を静かに外し勝利を宣言。 蜻蛉斬りの筋肉がしぼみ、ドワーフ体形から少女体形に変異した。 |
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まぁ、普通に楽勝だね。 |
というか、パパは死んじゃったのかな? |
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クソ親父なんかどうだっていいよ。 |
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もったいないわね。 あれほどの人物そうそういないわよ。 |
戦いが終わり グノーシャ達はなゐの神衣の死を惜しむ。 |
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あ~、お父様なら死んで崩壊しても |
ひが |
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彼岸(ひがん)にいったのか! |
みんなやる男は? ※彼岸=「川の向こう岸」という意味。死後の世界を表す。 |
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最悪だ! 企画倒れにもほどがある! |
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うう・・・ |
黒雲達は敗北を察し 低血糖で震える子犬のようにブルブル震えていた。 |
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そういえば黒い雲が残ってるわね。 (雑魚すぎて軽く忘れてたわ) |
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かわいそうだけど、黒雲ちゃん達は死んでもらうよ。 |
不相応(ふそうおう)な戦(いくさ)をしかけた代償は安くないの。 |
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ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ! |
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ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ! |
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三河一向一揆のように磔(はりつけ)にしてやる。 負け犬どもの起こした一揆(いっき)に勝利などない。 |
・・・・ ・・ 勝負は決したかのように見えた。 ・・・・ ・・ 同時刻。 宇宙空間。 |
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・・・・・・。 |
14溝度ランサーで吹き飛ばされた「なゐの神衣」は・・・ 無傷の状態で宇宙空間を浮遊していた。 |
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すごい!すごすごる! さすが私だ。 |
14溝度ランサーを異世界にふき飛ばし 攻撃を回避してしまった! (どんだけ私はできる男なのだ? すっご!) |
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槍が消えた? どうやって? |
まさか、あれ程の攻撃を喰らっても平気な化け物なのか? 宇宙空間の中でみんなやる男は困惑する。 |
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・・・・・・。 |
・・・・・・ ・・・・ ・・ そして同時刻。 地上。 |
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では、黒雲の一揆衆・・・ とどめを・・・ |
蜻蛉斬り(とんぼきり)が前に出た。 |
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くそっ! |
くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! くそ! 絶対に・・・ |
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報復してやるからな! |
凄まじい殺気が上空からふりそそぎ、グノーシャ達の毛髪が逆立つ。 |
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ん? |
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んん? |
なんか毛髪が逆立ってね? どゆこと? |
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ちょっ! 名刀で真っ二つにされたと思ったよ! |
空からすっごい殺気がふりそそいでいるの! |
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どゆこと? |
まさか、敵は生きてる・・・とか? |
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生きてるね! |
しかも無傷かも。 敵の殺気がお元気すぎるよ。 |
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はぁ~? 無傷~? |
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うっそ~ん! |
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馬鹿な!? |
蜻蛉斬りが∞視点で高度150km地点を見る。 なゐの神衣は高度150km地点で浮遊しており・・・ 何一つ傷がついていない! |
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すごい、ホント無傷。 絶対温度の槍を無効化している。 |
え? どうやって? ギャグ? |
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いやいやいや! 物理的にありえんだろ! |
予想外の出来事にグノーシャ達が慌てふためく。 |
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本当ならヤバすぎじゃん! |
いそいで逃げなきゃ! |
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逃がさん! |
敵の反撃は早い! 高度150km地点にいる「なゐの神衣」は隕石のように落下した! |
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敵の音速落下を確認! |
みんな緊急回避だよ! |
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∞機動! メスっちをだっこして現場を脱出! |
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∞行動で脱出! |
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∞機動で脱出! |
7人のグノーシャが高速で移動し、攻撃を回避する。 |
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ド ゴ ッ ! |
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あっ! |
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ぐちゃっ! |
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ぐちゃっ! |
逃げ遅れた3人のグノーシャが、落下する「なゐの神衣」に飲み込まれ! アジの開きのように真っ平となり、絶命した! 「現在位置」 |
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まずった! 足が! |
セールちゃんも逃げそびれ セールちゃんの足は真っ平となる! ローラーにつぶされたように真っ平になる。 |
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なんだ。 存外もろいな。 |
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セールちゃぁぁん! |
たまらず60Gがセールちゃん救出に飛び出す。 |
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待って! 不用意に近づいちゃ駄目なの! |
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見捨てるわけにはいかねーだろうがぁ! |
60Gが吠える! |
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・・・・・・。 |
60Gを無視するように なゐの神衣の右手が動く。 |
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ひぃっ! |
なゐの神衣が 景品をつかむUFOキャッチャーのように、セールちゃんの頭をガッチリとつかんだ! |
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あっ! |
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ああっ! |
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セールちゃん! にげろぉ! |
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え? |
ど |
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ぶ ち っ ! |
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!!!!!!!! |
慈悲はない。 なゐの神衣は雑草を引き抜くように、セールちゃんの頭部をブチっと引き抜く! セールちゃんの首がブチっともげる。 |
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!?!!??!! |
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!?!!??!! |
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きさまああああ! |
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今、確信した。 工夫する必要すらなかったのだ。 |
なゐの神衣がセールちゃんの頭部を手のひらで転がした。 |
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ピクッ・・・ ピクッ・・・ |
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てめぇぇぇ! 汚ねぇ手を離しやがれ! |
怒り狂った60Gがなゐの神衣に特攻する! |
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なゐの神衣という男は強い。 |
これなら、すぐに皆殺しにできる。 |
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ッ! |
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ッ! |
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メキメキメキメキ。 |
なゐの神衣はセールちゃんの頭部を手でつつみ、強く握った。 ただ、ただ強く握った。 |
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メキメキメキメキ。 |
究極の速度と力で握る! |
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こぇぇぇ! なんで俺が恐怖を感じてるんだよ! |
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ただ頭部を握っただけで・・・ |
なぜこんなにも恐ろしい? |
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全員! 緊急回避なの! |
あらゆる手段をつかって 戦場から離れるよ! |
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え? |
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え? |
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え? |
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シュオーン! |
なゐの神衣が、無限の力でセールちゃんの頭をつぶす! セールちゃんの頭部は極限まで 圧縮される! 圧縮される! 圧縮される! 点になっても、さらに圧縮される! |
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みんな判断が遅い! |
無限連鎖講(むげんれんさこう)プラス! 無限トンズラ! |
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足が! |
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勝手に! |
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動く! |
メスが仲間のグノーシャを全員操る! グノーシャ全員が光速で場を離れた! |
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人 工 ビ ッ グ バ ン ! |
そして、なゐの神衣は手の力をゆるめた! 手の力をゆるめると、縮まりきった状態のセールちゃんが膨張(ぼうちょう)する! 光の球となって膨張(ぼうちょう)する! その膨張(ぼうちょう)は光の速さをこえ! 百兆×百兆度を超える光の半球が、半径1kmを破壊しつくした!! |
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なんだあれは! |
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あれは人工ビッグバン! |
極限までセールちゃんの頭部を圧縮し・・・解放! その反発から発生する力でビッグバンを発生させた! |
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どんだけ圧縮すればそうなるんだよ! (∞腕力でも無理だぞ!) |
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しかもビッグバンだけじゃ終わらないよ! |
ビッグバンは大きい爆発だから衝撃波が発生するの! |
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ビッグバンから発生する振動!? |
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アインシュタインの振動宇宙論に出てくる はじまりの振動か! |
※振動宇宙論・・・世の中のはじまりはビッグバンから発生した振動からスタートするという理論。 |
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ブ ォ ン ! |
メスの指摘は的中! 人工ビッグバンから巨大すぎる空気振動が発生し、半径10kmの全てをホコリのように吹き飛ばした! 逃げていたグノーシャもこれは逃げられず、息を吹きかけられた小麦のように吹き飛ばされる! |
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ああああああ! |
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ああああああ! |
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ああああああ! |
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ああああああ! |
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こんなのグノーシャごときがどうこうできる話じゃないよぉぉ! |
グレンラガンを呼んでなのぉぉ! グノーシャ達は衝撃波で10kmは吹き飛ばされた! ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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ま%&&$%+*! |
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!だ%&#$か!! |
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どう×&%$すん!! |
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とんでもないな。 |
まさに、とんでもない。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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もはや・・・ これまでか・・・ |
・・・・ ・・ |
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蜻蛉斬り! |
・・・・ ・・ |
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蜻蛉斬り! |
・・・・ ・・ |
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蜻蛉斬り! |
グノシャー達が空気振動で吹き飛ばされる中 蜻蛉斬り(とんぼきり)の頭蓋骨が振動した。 |
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これは骨伝導? (骨の振動で音を聴くやつ) |
お父様が何かを伝えようとしている? |
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聞こえるか? 蜻蛉斬り? |
今から重要な指令をだす! 死ぬ気で聞け! なゐの神衣の声が、蜻蛉斬りの頭蓋骨に鳴り響く。 |
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お父様! マジお父様! |
マジなにをすればいいんですか? |
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指令は1つ・・・ |
女銃鹿だけは生かせ。 あとは全員死んでも構わん。 女銃鹿が1人生き残れば、すべての問題を解決する。 |
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は? スライム以下の女銃鹿を? |
もう少し詳しく説明を! |
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それは・・・ |
%&$&%%$# |
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へっ? |
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いかんな。 |
どうやら限界のようだ。 体を支配されすぎてこれ以上の会話は無理らしい。 |
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がー! お父様ぁぁぁ! |
もし、お父様の判断が間違いだったらマジで地球が終わりますよ! |
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私を信じろ。 |
お前が認めた、私が1度でも負けたことがあるのか? |
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お父様・・・ 今、負けてませんか? |
凄まじい空気振動に吹き飛ばされながら、蜻蛉斬りは困惑した。 |
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オワタ。 |
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セールちゃん。 |
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ああ・・・ |
マッハで飛ばされる・・・ |
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森が・・・ 土砂が・・・ グノーシャが・・・ |
人智が及ばぬ、絶対的な力で吹き飛ばされる。 |
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今、すごく揺れましたよ! (東日本大震災の時に似てます) |
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嫌な予感がするな。 |
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人は・・・ 人智が及ばぬ 天がおこした災害を・・・ |
天災と呼ぶ。 |
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