あ・・・このパーティ酷いわ・・・ | |
2020年1月27日 Aパートの続きだよ。 (こっちがBパート) |
このド畜生和マンチが! | |
なーんだ。 凄くいい作戦じゃねーか。 |
ここはデカイ塔の上。 メスがド卑怯作戦を提案する。 「現在位置」 |
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うん。 私も花丸の作戦だと思う。 |
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運がよければ大戦争女王とセールちゃんの両方が死ぬ~。 |
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(いかなり賛同してる!) (こっわ! このパーティこっわ! ) |
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何よTさんまで! それがベテランプレイヤーのゆーことなわけ? |
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いや、でも・・・ 私のキャラはトゥルーイービル(真なる悪)だし・・・ |
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私にどーせいと? (たしかにイビルプレイはマスターの邪魔になる時もあるけど・・・一応60Gの許可はもらったし・・・) |
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まーまーセールちゃん。 この作戦はセールちゃんにとっては良い機会だと思うぜ。 |
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なにが良い機会よ? |
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だってさー、セールちゃんは | |
私の翼はスズメのように小さい。 だからメスの計画など私に出来るわけがない。 ・・・と思い込んでるんでそ。 |
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んん? |
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で、セールちゃんは地面をはいつくばって安全な地面を歩こうとしている。 | |
でもさ セールちゃんの小さい翼でも余裕で大空に羽ばたけると思うんだよね。 だから羽ばたこうぜセールちゃん。 |
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それ、さっき大戦争女王が言ってたじゃーん! |
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しかも、あんたさっき大戦争女王のセリフを否定してたじゃーーん! じゃーん! |
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え? そうだっけ?(すっとぼけ) |
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セールちゃん! |
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今度は何よ? |
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抱きしめ! | |
(*゚Д(ω-`o )))ダキ メスはいつの間にかセールちゃんの後ろに立ち、セールちゃんを背後から抱きしめる。 「現在位置」 |
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キンモー! いきなり何してるのこの子? |
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大戦争女王の体内に転送したセールちゃんはすごーく可愛いと思うよ~♪ |
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うん。 かわいい。 |
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大戦争女王の体内にワープするセールちゃんはすごーくかわいーい♪ | |
Tさんも黒ファントムちゃんも席を立ち、セールちゃんを一緒に抱きしめた。 その抱きしめに愛はない。 「現在位置」 |
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(次は同調圧力で自爆テ□をやらせようとしてる) | |
(こんな外道見たことない) |
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あんたら何してるんじゃー! 暑苦しいー! |
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かっわいい♪ |
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かっわいい♪ | |
かっわいい♪ かっわいい♪ セールちゃん世界一可愛いの~♪ 「世界一可愛い!」 |
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ラブラブ♪ |
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きっつ! |
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これをもうワンセットやらして頂きます。 |
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あーもー! | |
分かったわよ! 今から転送すればいいんでしょ! セールちゃんがヤケクソになりながら決断する。 |
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やったー♪ セールちゃんありがとう♪ |
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セールちゃんチョロ・・・ | |
いや、愛してるぞ。 (世界一軽い愛の告白) |
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はい。 じゃー今すぐワープね。 |
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セールちゃんはウィッシュリングを使ってワープした。 セールちゃんは青い光の球体とともに降臨する。 |
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どこにワープするの? |
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塔の上ね。 | |
安全そうでラスボスから少し離れたとこにワープするわ。 セールちゃんは安全そうな場所にシュタリとワープした。 「ここが安全そうだからココにワープするわ」 |
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たぉぉぉ! 安全なとこにワープしやがったの! |
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せっかく自爆テ□チャンスを! なんてことしやがるんだよ! |
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悲報。 セールちゃん羽ばたかない。 |
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セールちゃんの小さな翼でも大空を舞い上がれるのに・・・ |
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うっさいわねぇ~! このカオティックモンスターどもが! |
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いままで、どんだけ腐ったプレイしてたか想像がつくわ! ローフルの私が来たからにはあんたらの好きにはさせねぇぇ! 凸(▼皿▼)凸 セールちゃんがダブルファックサインで怒りを表明する。 |
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なんて気が強いオナゴじゃ・・・ 同調圧力にも屈せぬ・・・ |
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(セールさん強い!) |
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え? なんか知らんけど、援軍が来たのか? |
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で、なんか知らんけど次の作戦も失敗したのか? |
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うう、残念ながら・・・手駒の忠誠心の低すぎたの。 (lll-ω-) ドションボリ |
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手駒て |
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大戦争女王が残念そうにボヤく。 |
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ふむ。 セカンドチャンスすらつかめぬ雑魚ならばしょうがあるまい。 |
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残念じゃがここまでのようじゃな。 大戦争女王は何かを決断したようだ。 |
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なに? | |
かな? | |
(かな?) |
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また、なんかあんのかよ? |
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実はな、私の家来が遠眼鏡で今の状況を監視しておってな。 | |
私に蛇をけしかけた時点で、家来どもは怒り狂っておるじゃろーなぁ。 (デストロイもやむなしじゃ) |
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なの! フェニックス以外に部下がいるのかな? |
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当然じゃろ。 私は大戦争女王じゃぞ。 |
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まもなく最強の軍団がテレポートの魔法でやってくるわ。 |
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ちょっと待って! また私は敵に囲まれるの? |
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今までのように! 「セールちゃん過去のトラウマ」 |
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これは負けイベント確定か。 |
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ゼロ秒後にくるぞ。 |
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・・・と大戦争女王がぼやくと! | |
突然、天が銀朱に光り! 塔の上空に何千という銀朱の魔法陣が展開された! まるで電灯のスイッチを入れたように世界の色が一瞬で変わる。 「現在位置」 ※銀朱・・・ヴァーミリオンとも言う、黄色をほんの少し混ぜた赤色。 |
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くっ るっ! |
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そして! いきなり! |
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その光景は、まるでひっくり返した巨大オモチャ箱! |
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ガラガラ lll lll ヽ[ヽ #゚Д゚]ノ チース! |
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ガラガラ lll lll ヽ[ヽ #゚Д゚]ノ チース! |
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ガラガラ lll lll ヽ[ヽ #゚Д゚]ノ チース! |
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ガラガラ lll lll ヽ[ヽ #゚Д゚]ノ チース! |
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チース! |
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攻城塔の全長は8m! 数は2千体! |
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攻城塔はしゃべり! 攻城塔は4本の手足がついている! 「現在位置」 |
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4本の手足がついた攻城塔!? それって昔やったセッションで私が使ったやつ! |
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あれを使い回すんだ? |
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むっちゃ混沌としてきたの! |
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そして! 落ちてきたのは手足がついた攻城塔だけではない! |
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銀朱(ヴァーミリオン)の鎧を着た金髪の剣士も落ちてくる。 この女性は・・・ 過去のセッションで登場したウェッポンマスタリー先生と呼ばれた女戦士だった。 「ウェッポンマスタリー先生。過去のメス達に剣術を教えた便利キャラ」 |
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(猫のようにシュタン!) | |
彼女は大戦争女王の隣にシュタンと落下する。 |
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懐かしキャラが次から次へと・・・ |
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やった~ウェッポンマスタリー先生なの~♪ |
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また武器スキルを教えてもらえるよ~♪ ピョンピョンしながら大歓迎するの~♪ |
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んでもって次でラスト。 |
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のの? | |
ご っ ! |
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最後に! 太さ5m、全長40mの巨大な破城槌(はじょうつい)が流れ落ちる! |
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破城槌(はじょうつい)はバンカーバスターのように塔の南東をド派手に貫(つらぬ)き 地下2百mまで直進した! あまりの衝撃で巨大な塔が一瞬だけ3mジャンプする! |
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最後にやべーのが来たーーー! |
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このままでは衝撃で吹っ飛ぶ! 全員床にへばりつくぞ! |
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了解! |
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おおう! |
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すっげータテに揺れたけど、衝撃による被害はたいしたことない。 (魔法で守られた塔なので・・・) |
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それよりも知恵(ウイズダム)判定をしてくれ。 成功すれば、一瞬だけ見えた破城槌(はじょうつい)の全身が把握できるぞ。 (うちの卓は知恵(ウイズダム)判定が少ないから無理やり使うぞい) 「ウイズダム判定」 |
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ダイスコロコロ・・・8! クレリックだし成功ね! |
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他のメンバーは全員失敗。 |
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では、破城槌(はじょうつい)に両手両足がついている事を把握できる。 | |
あと破城槌(はじょうつい)は全て鉄で出来ていて 形が男 性 器に似ている。 「こんなのが降ってきた」 そう言って60Gは破城槌のイラストをプレイヤーに見せた。 |
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ちょっ! 何よこの変態破城槌は? |
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変態とはなんだ狼藉(ろうぜき)モノ! | |
破城ティンコさんは誰よりも紳士で勤勉なナイスガイだぞ! |
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破城ティンコぉぉぉ!? なんつーストレートな名前だよ! |
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なんか、だんだん男男してる60Gワールドになってるような・・・ 最初だけ私のホラーな世界観に寄せただけで・・・ |
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(60Gワールド???) |
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(さて、部下の手前・・・どうしたモノかのう) | |
(しばらく様子を見るかのう) |
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では、どうでる? PC? |
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フツーになれなれしく話かけるよ~♪ | |
お久しぶりなのウェッポンマスタリー先生♪ メスは戦っていた事実を忘れ、スキップしながらウェッポンマスタリー先生に接近した。 |
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げ!? きさまは!? |
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古巣でも、こいつに出会うのか? ウェッポンマスタリー先生は、出会いたくない同級生と遭遇したニート中年のように動揺する。 |
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えーっと「ウェッポンマスタリー先生」も大戦争女王の部下なわけ? |
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じゃな。 まーまー使える私のナイトじゃよ。 |
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ヒナグリフという国に左遷したら、テロルとか言う謎怪物を10匹ほど倒したらしいが・・・ ま、フツー。 |
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テロルを10匹も倒したなら凄いじゃん。 | |
※テロル=前回のボスキャラ |
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へー、ウエッポンマスタリー先生も色々あったんだねー。 | |
それはそうと・・・ 久しぶりにあったしウエッポンマスタリー先生に剣の修行をお願いしたいの。 (ウエッポンマスタリー先生に教えてもらったほうが技能レベルが上がりやすいんだよね) |
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誰が教えるか! ふざけるな! |
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貴様らのせいで任務は失敗し、私が護衛していた魔女はほぼ壊滅したのだぞ! ※メスたちのせいで某国の魔女はほぼ壊滅しますた。 |
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え? 魔女って何? |
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忘れとんのかお前は!! | |
こうやって踏みにじったクズはアッサリ過去を忘れ、踏みにじられた私は死ぬまで覚えているんだな! 世の中ホント理不尽だ! |
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的確に地雷を踏んでいくスタイル。 |
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なんか、この女騎士バカそーだな。 落とし穴で殺せそ~。 |
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すいません。 愚かな発言をしたメスをお許し下さい。 |
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どーしても許せないなら・・・ メスの首1個で許してもらえませんかね? えへへ♪ (手をもんで、媚びへつらう) セールちゃんはなんとかして交渉のテーブルを作ろうと模索する。 |
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(メスじゃと? 私と同名か?) |
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私の首1個て! | |
なんつー交渉してるかなセールちゃん! 自称ローフルの邪神官は大健在なの! |
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(醜いよ。このパーティ 心が綺麗な人が一人もいない) |
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はん! 交渉でもしようと言うのかクレリック! |
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もちろんですよ~。 | |
外交は話し合いからスタートですよ~。 |
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ならば無駄な話だクレリックよ。 | |
貴様らの命運は大戦争女王さまに蛇をけしかけた時点で決している。 「メ ス 奴 隷にしてエ□い地獄に落としてやる!」 引っとらえて、破城ティンコさんの奴隷市場に売っぱらってやるわ! |
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先生ー! 質問なの! 私がメス奴隷になったら、メスメス奴隷になるのかな! |
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知らんがな。 |
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ウエッポンマスタリー先生が人差し指で攻城塔に合図をする。 |
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ズシンズシン! ((┌[┌ ▼皿▼ ]┐ |
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ズシンズシン! ((┌[┌ ▼皿▼ ]┐ |
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2千の攻城塔軍団がジリジリと接近する。 逃げる隙間はまったくない。 「現在位置」 |
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やっぱり交渉の余地がないわけね・・・ (攻撃してからの交渉はムリゲーよ・・・) |
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くっそ! 完全にしくじってるじゃねーか! |
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私達はどこで間違えたんだ!? |
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(たぶん、全ての選択肢で不正解を踏んだ気がするよ) | |
(私達は攻めすぎた) |
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モノドモ! 引っ捕らえよ! |
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ヘビージャーンプ! ε⌒ へ[ ノ゚皿゚ ]ノ ズッシン! |
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ヘビージャーンプ! ε⌒ へ[ ノ゚皿゚ ]ノ ズッシン! |
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手足のついた攻城塔がカエルのように飛んで襲いかかる! 何千という攻城塔による 超重量級ジャンプの雨アラレ! 雨アラレ! |
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雨! |
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ちょーーもーーー! こうなったら連続土下座するわよ! |
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ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ |
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土下座してるセールちゃんをロバーフライに変えて囮(おとり)にする! |
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ドラスレちゃんを肉の盾にして自分の身を守るわ! |
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(みんなひどーーーい!) | |
↑心のなかで「酷い」と言うが、けっして話さない地蔵プレイヤー |
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こりゃまた最悪のパーティになってるなぁ。 | |
はたして彼らは冒険を通して成長するのだろうか? |
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まだだよ! まだ余裕で戦えるの! |
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ε= [ノ _ _ ]ノ=3 プ レ ス ! |
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やば!? | |
おわ!? | |
っ!? | |
た!? | |
メス達は全力で対抗する。 全力で逃げ回る。 が! 冒険者だけで軍隊に対抗できるわけもなく・・・ メス達は敗北した。 「というわけで次回で一区切りつけるよ~」 |
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