顔面ソニーレイなの!

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新和版ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)とか色々やろう 2話

  序盤はテキトーに移動します
f:id:mesgamer:20200204005523g:plain 2019年9月29日
テンションが上ってない序盤はサクサク進めるの~♪そのうちテンションが上がるさなの~♪
(こっちがAパートだよー)
じゃあ、王様の依頼を受けるとして・・・


どうやって修羅の国フ・クォーカーに行こうか?


   
 
   


冒険の準備をすませたメス達は、玉座の間にいた。


「玉座の間」f:id:mesgamer:20190930174012j:plain

※前回のあらすじ
メスたちは王の依頼で、宝物の次元界にあるオールドワンの秘宝を求めて旅に出るよ。


「大戦争女王メス=ブルーファントム(たぶんラスボス)」

「パーティのステータス」 f:id:mesgamer:20190930174034g:plain


ならば、テレポートの魔法で、隣国のサガ公国に・・・


(↑王様だよ)


テレポートだったら石の中に転送して私達をぶっ殺せるじゃねーか!


だったら王を道づれにテレポート自殺するぞ!
こらぁ!


THE疑り深い冒険者。
過剰編。

メンドクサイなぁ~。
無駄に用心深いプレイヤーはこれだから・・・


(疑りすぎたら話が進まないんだよ)


ならば「トランスポート スルー プラント」の魔法ならどうだ?
これならば失敗する可能性はないだろう。

トランスポート スルー プラントって何かな?

ようするに植物から植物へワープするドルイドの魔法。


どこでもドアみたいに木から木へワープする。


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(ドルイドなら私と同じ職業だね。私もワープできるかな?)

ふーん。
(ルールを読みながら考察)


なるほどトランスポートスループラントなら安全そうだな。


納得したか。
疑り深いダークエルフよ。

じゃあ王ちゃん。


私はここで寝てるから、トランスポートスループラントの準備をしなさい。


THE不遜(ふそん)!

移動処理は退屈だし、早めに済ませるんだぞ。

Oh・・・
プレイヤーの性格も自己中・・・

まぁ、TRPGにおける移動処理は退屈な場面が多いしな♪
この辺はチャッチャと進めるわ♪


3ターン後(30分後)

2人のドルイドが玉座の間にきて、トランスポートスループラントを使う。


f:id:mesgamer:20190930174128g:plain



・・・・・・


・・・・


・・


そしてパーティとドルイドは・・・

フ・クォーカーの隣国サガにワープした!


「ココへワープしますた」 f:id:mesgamer:20190930174143g:plain

(すっごい端折った!)

話の展開はっや!

話がトントン進んでるけど・・・
ワープした先はどうなってる?

ワープした先は・・・


洞窟!

パーティは洞窟の中にワープしていた。


「現在位置」f:id:mesgamer:20190930174203j:plain

洞窟内はとても冷たく、放線菌の影響でカビ臭い匂いが充満している。
足元は何千というコウモリの骨が散らばっていた。


ほほう、いきなりダンジョンか?


60Gはダンジョンをひたすら探索させるタイプのマスターなのか?

※TRPG黎明期はダンジョンをひたすら探索させるマスターが沢山いたの。(もとウォーゲームファンだったマスターがダンジョンやりまくったんだよね)


いや、そうでもない。


んでもって、魔法を使った2人のドルイドがPCに話しかけた。


ワープ完了しました。
ここから先は皆様の力で頑張って下さい。

うん。
ねーねー。
ここってサガ公国という国だよね~?


サガ公国ってどんな国かな?


政変の激しい国なので、今のサガがどうなっているか我々には分かりません。


フ・クォーカーと戦争中という話も聞きましたが・・・

情報が混乱して、どうにも・・・


「サガ公国とフ・クォーカーは戦争してるらしいね」 f:id:mesgamer:20190930174251g:plain

ドルイド達はサガをあまり知らないようだ。
これ以上の情報は引き出せそうにない。

つまり直接行って確かめろって事か。

そうなります。

ふむ。


この洞窟を進むと何がある?


この洞窟を2日ほど進めば、サガの首都に出ます。

なるほど。
首都に行けば色々分かりそうだね。


だったら情報は現地調達するから問題ないの♪


では、我々はココで1日待機した後に国に戻ります。


ドルイド達は、その場に座り瞑想(めいそう)をはじめた。


お便利NPCの仕事はここまでのようだな。(高レベルっぽいから1匹連れて行きたいところだが・・・)

まぁ、とりあえず、洞窟をズンドコズンドコ進んでいこう。

だね。
ランタンに火を着けてズンドコ進むの。


ズンドコ ズンドコ。

パーティは地味に前進する。


(けっこう静かな立ち上がりなんだねぇ。もっと派手に動く人達と聞いてたけど・・・)

では・・・


PC達は幅3m、高さ3mの洞窟をズンドコズンドコ進んでいく。

道は複雑にネジ曲がっているが、分岐のない1本道。

迷うことはない。


FF13の1本道フィールドを思い出したよ~。

そのうち強制イベントが起きると思う。

そして洞窟を進んで2日後!


20mほど先に木の扉が見え

扉の向こうからホルモンを焼いたような匂いがただよってきた。


「現在位置」 f:id:mesgamer:20190930174321j:plain

(え?ファンタジー世界でホルモン焼き?)

ホルモンということは、焼き肉パーティをしてるのかな?


飛び入り参加したい所なの~♪


イービルだから状況把握!

イービルだから状況把握!


これはもう、臭いからしてアレしかない!

m9( ゚д゚)ビシッ!!


(見ぬくのはっえーな、このベテランイービルコンビは・・・)

アレって?
匂いの正体が分かったのかな?

イービルの道はイービル。
ここは悪である私に任せておくんだな。

任せるって、どうするのかな?


うちのパーティってシーフがいないから罠解除とか聞き耳ができないよね?


罠があるなら堂々と喰らうだけだぞ。


木の扉をあけて普通に入るわ。

ガチャリ。


無策で!
すごい勇気があるの!

部屋の中は、どうなっている?

部屋の中は直径5m、高さ3mの半球の部屋になっている。


「現在位置」 f:id:mesgamer:20190930174348j:plain

ほっ。
罠は無かったようだね。

でだ、部屋の北には何かを焼く窯(かま)が設置してあり、南西には大きなテーブルが置かれている。


そしてテーブルの上には、コンガリとアミ焼きにされた人間の丸焼きが二体置かれており・・・

その人間の丸焼きを・・・


痩(や)せた二人の男が犬のように食べていた!


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きゃあぁあああああ!

お、いい声。
良いリアクション芸人になれる。

ガチ・・・ウマ・・・
もうこれしか喰うものがない。


モリモリ! ガリガリ!

・・・と言いながら痩せた男は「人間の丸焼き」を喰らい、骨までガリガリと喰らう!


その姿は人には見えない、人の形をした地獄の亡者に見える。

ということは、ホルモン焼きの匂いって・・・
人間の丸焼きの匂いだったのかな?

そうだ!
火葬場からそういう匂いが出るそうだ。


でもって、シネ=シネ!

デクスタリティ(敏捷度)判定をしてくれ!

20面ダイスでデクスタリティ(敏捷度)以下の数字が出れば成功だ!


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サイコロ・・・コロコロ。
9で成功。

痩せた男は2人だけではない!
天井に4人へばりついている!


肉・・・
肉・・・


ヨダレが天井から水滴のようにポトポトと落ちる。


ダークソウルみたいな死角からの待ち伏せなの!

しねっ!

そのうちの1人が天井を離れ、ノーマルソードでシネ=シネを奇襲した!

はん。
気づいてるなら余裕だろ。


ディフレクト(受け流し)で敵の攻撃を受け流す。

ダイスコロコロ・・・成功だ。

?

f:id:mesgamer:20190930174453j:plain

おお!
うまい!
火花舞い!
シネ=シネはあざやかな剣技で敵の下突き攻撃を受け流す!


ついでに敵を見るわ。

攻撃した敵も痩せた男。
猛獣のような痩せ男。



痩せた男はシネ=シネに話しかける。


きさまどこからやって来た!
洞窟の奥は何もない筈(はず)だ!


ラティメリアから転送しますた。

素直に答えるんだ?
けっこうリスキーだと思う。

転送だと!
まさか大戦争女王の配下か!


同志ヒゲマルさまの命を狙いにきたのか!


ヒゲマル?
なんか小ボスって感じの響きがするねぇ。

大戦争女王の配下だと?
じゃあ、それでいいや。


(ちょっ! シネ=シネちゃん!)

ならば、許さん!

許さん!
許さん!


シュタン!シュタン!シュタン!
(地面に着地する音)


天井にへばりついていた残り三人の男も地面に落下し、ノーマルソードを構える!


痩せた男達は餌を見る犬のような目でシネ=シネを凝視(ぎょうし)した。


「現在位置」 f:id:mesgamer:20190930174520j:plain

肉・・・
ダークエルフの肉(ジュルリ)

ほーん。
とりあえず魔法の書を取り出すわ。

というわけでイニシアチブね。


痩(や)せた男達は2!


ダイスコロコロ・・・6!
私の先制だな。


おお♪
先制ならすごく優位だねぇ♪

ふん!
先手を取ろうとこの数では敵わぬよ!


しかも、これだけ接近していれば魔法すら使えまい!


「狭い空間で乱戦状態なので、魔法を使うと自分も巻き込まれるの」 f:id:mesgamer:20190930174520j:plain

(これってピンチだよね? シネ=シネちゃん1人で大丈夫かな?)

手助けは?

いらん。
見ていろ。


多少強そうでも序盤に登場する雑魚には負けん。


え~、策とかあるのかな?

ふん!


RPGにおける・・・

古き悪しき伝統戦術を魅せてやろう。

シネ=シネはダークヒーローのような歪んだ笑みを浮かべる。
彼女はトゥルーイービル(真なる悪)である。


Bパートに続くよ~♪


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