∞射程の女銃鹿69話 | |
2015年8月13日。 ※残酷で下劣な犯罪描写があります。苦手な人はスル―推奨。 (70話からはグロがないので安心) |
・・・・・・。 |
この世界には人を傷つけて大笑いできる極悪人がいる。 その極悪人の顔は、イジメを笑いながら観戦する下品な学生の顔に似ていると私は感じた。 |
メスと60Gが日本狼と戦ってから20時間後 ・・・・ ・・ 深夜。 展望台の上。 展望台の上で女銃鹿が1人で作業をしていた |
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やはり人間の情報は参考になりますね。 | |
女銃鹿はタブレットを使い 羽山あきらから入手した犯罪の調書に目を通している 「羽山あきら」 |
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・・・・・・・。 | |
タブレットの中には、過去10年分の犯罪の情報がギッチリつまっていた。 |
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ふむ… | |
女子高生連続失踪(しっそう)事件が怪(あや)しい |
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・・・・・・。 | |
半年前におきた事件ですね。 部活から帰宅した女子高生が連続で失踪(しっそう)した事件です |
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いまだに失踪(しっそう)した女子高生は行方不明。 | |
よくある事例です。 何が起きたか私と犯人しか分からない。 さて…どうでるか? |
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∞視点! | |
女銃鹿は犯罪の調書を参考にし ∞視点で女子高生がいた学校を観察する 「∞視点はどこでも視点がおける能力(好きなとこが見えるよ)」 |
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さらに∞視点を使用しながら | |
冤罪スレイヤーで女子高生の過去を観察! | |
女銃鹿の目がゲームコントローラーのように振動し、女銃鹿の目の中で何千という無数の目が開かれた! 「女銃鹿の目の中で何千という無数の目が開かれた」 「冤罪(えんざい)スレイヤーは過去を見る目」 |
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さてどうでる? どうでる? |
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女銃鹿は60倍速の動画を見るような感覚で、女子高生の過去を観察した。 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! 観察! |
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過去検索! | |
女銃鹿の視線がマイナスの光速で過去と現在を行き来する! 「ムッチャ早い視線が過去と現在を行き来する!」 過去! 現在! 過去! 現在! |
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捕捉! | |
そうして女銃鹿の視線は 事件が起きた現場にたどりついた! ・・・・ ・・ 半年前。 事件現場。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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ぐぴぽ… ぼぶ… |
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時刻は深夜2時。 事件は雑草だらけの未整備な野球場でおきていた。 |
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はい。 パース。 |
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ぐちゅ…げ… | |
未整備な野球場では、男女がキャッチボールをしている。 |
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え? 男女でキャッチボール? |
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あ…ぼちゅ… | |
女性は全裸で全身血まみれだった! 女性は人と言うよりも、人型の赤黒い塊(かたまり)に見える。 |
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これが行方不明になった女子高生? | |
この状態で生きている? 皮膚呼吸(ひふこきゅう)は? そもそも何が??? |
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はい。 いいかぁ。 |
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キャッチボールをしている男は30代後半。 筋肉質でいかにも体育教師のような外見をしていた。 「犯人?」 |
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ああ…あ… ぼぶ… |
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女子高生連続失踪(しっそう)事件の犯人は体育教師? | |
もしかして部活の顧問(こもん)が女子高生を誘拐した? 女銃鹿は様々な憶測をしながら事件を観察した。 |
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それじゃーパスするぞー。 | |
男が女性に何かを投げる。 |
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ぼぼ…げぺ… | |
全身血まみれの女性が機敏なゾンビのように動き投げられた何かをキャッチした 動きは機敏だが彼女の動きに人間味はない。 |
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なぜキャッチボール? | |
いや、これは 本当にボール??? |
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もしかして | |
ボールじゃない何かでキャッチボールをしている??? |
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うまいうまいw 俺の熱血指導が効いたなw |
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べぶ…ぶ… | |
女性が男に「何か」を投げ返す 男性は華麗(かれい)にその「何か」をキャッチした。 |
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投げているモノを注視(ちゅうし) | |
女銃鹿は視点を動かし キャッチボールに使用した「何か」を注視した |
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ゲポ。 | |
グチャ。 |
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! | |
こ・これは!? |
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オッパイキャッチボール♪ | |
男女は女から切り取った胸でキャッチボールをしていた! 切り取られた胸は、血にまみれ赤黒い塊(かたまり)になっている。 |
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被害者から切り取った部位で被害者とキャッチボールをしている! | |
最低だ! 人間のやることじゃない! |
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ぼう…ごろひ… | |
でで |
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ははははははははっ♪ | |
苦しいか? 恥ずかしいか? 人の地獄を嘲笑(ちょうしょう)すると俺は楽しい♪ |
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ぜぜ・・・ | |
学校でもイジメラレっ子が恥をかくと 教室が爆笑してただろ? |
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あれと同じだよ♪ これほど面白いモノがあるわけがない♪ |
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ふざけるな! 外道がぁ! |
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べぶ… | |
血まみれの女性はひたすらキャッチボールを続ける 女性は脳が委縮(いしゅく)するまで虐待を受け全ての感覚が壊れていた。 彼女はもう人ではないのかもしれない |
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次は魔球を投げるぞ! | |
男性はプロ野球選手のように構え、胸で魔球を投げた! |
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血のすべりを利用して変則的に投げた!? | |
なんて悪趣味な技なんですか! |
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くらぇぇぇ♪ | |
胸は鮮やかな軌跡を描き、女子高生の口の中にはいる! |
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ガポ!? | |
投げられた胸は女子高生のノドにつまり女子高生の呼吸を止める! |
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!? | |
!? |
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・・・・・・。 | |
そして 女子高生は地面に倒れ、頭を打って絶命した! |
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あ…ああ… 酷(ひど)い最後です。 |
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はははははははははははははは♪ | |
バカだろおまえ♪ それを見た体育教師が腹をかかえて大爆笑! 腹の筋肉がよじれるまで笑い転げた! |
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・・・・・・。 | |
はは♪ ホントどうしようもないな♪ |
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ビッチだけでなくバカとか、どうしようもないな! |
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・・・・・・。 | |
・・・・・・。 | |
いや! | |
女なんて全部バカか! |
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あひゃひゃ♪ げげげげ♪ |
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ぷっひゃあぁぁ♪ 男が腹を抱(かか)えて笑う。 下劣(げれつ)に笑う。 笑いすぎて涙を流す。 |
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・・・・・・。 | |
ギリギリギリギリ… | |
なぜ人を苦しめながら笑う? なにが楽しい? 女銃鹿は冤罪(えんざい)スレイヤーで過去を見ながら顔をゆがませた。 |
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あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! |
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・・・・・・。 | |
もう、何度見た事か | |
心の奥底から被害者をバカにする殺人鬼の姿を… そもそも犯罪者はエゴイストなんだ。 |
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げひゃ♪げげげ♪げげ♪ |
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ぴゃー♪ |
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ゲスが! この男は今何をしている? |
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女銃鹿は∞視点と冤罪(えんざい)スレイヤーを全力で活用し、男の居場所を探る! 女銃鹿の目から放出される視線が! マイナスの光速で動く視線が! 乱反射しながら男を探し続けた! ・・・・・・ ・・・・ ・・ 探す! ・・・・ ・・ |
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んご… | |
いた! | |
犯人は綺麗(きれい)なマンションで大きなイビキをかきながら寝ている。 粗暴な犯罪者とは思えないくらい部屋は綺麗(きれい)に整頓(せいとん)されていた。 「綺麗(きれい)なマンション」 |
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んごぉぉ! | |
平和そうな顔で高いびきですか! | |
すぐに処刑してやる! 女銃鹿は銃を構(かま)えた! ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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んご・・・ | |
ぐっ! 駄目だ! |
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女銃鹿は銃撃しようとしたが… 銃を下げた。 |
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ごごごごご・・・ | |
んご・・・ |
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まだ冤罪(えんざい)スレイヤーで過去を見ただけです。 | |
この男が殺人鬼でない可能性もある! |
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急いで羽山さんに連絡を! | |
事件の裏付けを取るまで待つんだ! 女銃鹿は羽山あきらに連絡し事件の裏付け捜査を依頼した。 「羽山あきら」 ・・・・・・ ・・・・ ・・ 4時間後。 |
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ギリギリ・・・ | |
女銃鹿は爪を噛(か)みながら男が寝る様子を見守る。 爪を噛(か)みすぎたおかげで女銃鹿の爪はゲジゲジになっていた。 |
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んが… | |
やっぱ女ってバカだわ んごごご。 |
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ムカ。 | |
ときおり聞こえる男の寝言が女銃鹿をイラつかせる。 |
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ブーン! ブーン! |
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そんな時、女銃鹿のスマホが振動した。 どうやら羽山あきらから連絡が来たようだ 「羽山あきら」 |
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はい! 女銃鹿です! |
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俺です! 女銃鹿! |
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秩父投げ助(ちちぶなげすけ)の凶器を発見しました! 女銃鹿が視認した指紋とも一致している! 女銃鹿が視認した毛髪の情報も一致してます! 秩父投げ助(ちちぶなげすけ)は完全にクロです! |
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そう…ですか。 | |
相変わらず凄いですね。 | |
女銃鹿の情報があまりに正確すぎて、常識では考えられない速度で証拠を発見しましたよ。 (答えが分かってる問題集を解く感覚に近いですね) 俺達は今、人類でもっとも凄い捜査を… ・・・・ ・・ |
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撃 発 ! |
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!? | |
くたばれ外道! | |
羽山あきらの話を終わる前に 女銃鹿は犯人を銃撃した! 弾丸は一瞬で500kmを驀進(ばくしん)! 犯人のマンションを強襲した! |
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ゴキブリのようにつぶれて死ね! | |
弾丸は犯人が住むマンションの扉を吹き飛ばす! |
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!?!?!?!? | |
吹き飛んだマンションの扉は、犯人の部屋を崩しながら犯人のベッドに接近! 犯人の全身を押しつぶした! |
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げぴゅ!? | |
犯人はハエ叩きでつぶされたゴキブリのように汚いものを噴き出しながら絶命した! |
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ビクン・・・ ビクン・・・ |
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お似合いの死に様です! | |
女銃鹿はつばを地面に吐き捨てる。 その姿はマナーの悪いチンピラのようにも見えた。 |
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あ…あの… 女銃鹿…何が… |
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犯人を処刑しました。 |
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え? 話はまだ… |
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あ…う… 問題がありましたか? |
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問題があるなら以後気をつけます。 |
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・・・・・・。 | |
・・・・ ・・ いえ。 問題はありません。 女銃鹿は正しい行(おこな)いをしただけです。 凶悪な犯罪者は1秒でも早く死んだ方が良い。 |
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・・・・・・。 | |
俺は女銃鹿を支持します! |
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・・・・ ・・ |
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ですよね。 | |
では次の犯罪を処理します。 |
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え? 次の事件ですか? |
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もう深夜ですよ。 今日は休んだ方が… |
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次の犯罪者を処理します。 | |
女銃鹿は通話中のスマホを床にポロリと捨て幽鬼のようにヨロヨロと前に進む。 |
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どうしたんだ女銃鹿? 何をそんなに焦(あせ)ってるんだ? |
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・・・・・・。 |
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君がどんなに頑張っても全ての犯罪を処理できるわけじゃない。 | |
全てを背負おうとするな。 君が壊れるぞ。 |
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・・・・・・。 | |
女銃鹿の耳には羽山あきらの言葉は届かない。 女銃鹿は闇に吸い込まれるように犯罪を観察した。 |
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次! | |
次! | |
次! | |
次! 次の事件 |
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女銃鹿・・・ | |
無理はしないでくれ。 君がつぶれたら… |
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次は! | |
産婦人科病院連続放火事件 |
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を! | |
観察! ・・・・ ・・ |
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位置特定! | |
犯行時刻特定! これより2年前の産婦人科病院を観察します! |
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ドックン! ドックン! |
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女銃鹿の眼球がマイナスの光速で走る視線を放出した。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ 女銃鹿は犯罪の現場を観察する。 「2年前の産婦人科病院」 ・・・・ ・・ 時刻は深夜3時。 産婦人科病院の内部。 うす暗い産婦人科病院の廊下は血の足跡(あしあと)でいっぱいだった。 |
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これも殺人事件。 | |
ここまでは人間の警察も把握(はあく)していました。 しかし証拠不十分で犯人が捕まっていない。 |
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ギョロ。 ギョロ。 |
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病院の廊下には看護婦の死体が3つ転がっている。 看護婦は鈍器のようなもので複数回殴られたようだ。 |
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まだ何かある。 | |
そんな気がします。 |
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・・・・・・・。 | |
・・・・・・・。 | |
・・・・・・・。 | |
女銃鹿の視線は看護婦の死体を素通りして病院を観察しつづける。 |
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ギョロ。 ギョロ。 |
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観察しつづけると ・・・・ ・・ 新生児室の明りが点(つ)く。 |
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ん? 誰かが明りを点(つ)けた? |
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赤ん坊がいる新生児室で何が? 女銃鹿(めじゅうか)が視点を新生児室に移(うつ)す。 「新生児室」 |
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すー。 | |
すー。 | |
すー。 | |
すー。 | |
新生児室は赤ん坊を意識した可愛いデザインになっている。 新生児室には赤ん坊用のベッドが10床(しょう)あり、10人の赤ん坊が静かに寝ていた。 |
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ん? 赤ん坊の他に誰かいる? |
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中学生ぐらいの子供? 「14才の少年」 |
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%○▽×%$&◎×%。 | |
新生児室の中央で14才ぐらいの少年が立っている。 少年は学校でよく使われる給食エプロンとビニール手袋を着用していた。 |
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給食エプロンとビニール手袋? これは証拠を残さない対策? |
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女銃鹿(めじゅうか)はとまどいながらも、少年の唇(くちびる)を読んだ。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ |
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やっぱ女は顔だよな♪ | |
多少スタイルが悪くても顔がよければすっげー萌えるもん♪ 女は顔♪ 絶対に顔♪ |
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は? 第一声がコレ? |
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なんなんですかこの少年は? |
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さーてどれがーいいかなー♪ | |
14才の少年はそういいながら新生児室にいる赤ん坊を品定めする。 |
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新生児室で品定め??? | |
誘拐(ゆうかい)目的? 誘拐(ゆうかい)して臓器の売買? いや… この少年が犯罪者じゃない可能性も… |
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この子はブサイクだしいらないな♪ | |
14才の少年は懐(ふところ)から爆竹とライターを取り出し、爆竹に火を点(つ)けた。 |
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何がいらない? | |
なぜ爆竹(ばくちく)? |
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ふぎゃ…? | |
…? | |
ふぎゃ? | |
少年の動きに気付いた赤ん坊が一斉に目を覚(さ)ます。 |
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ブサイクは処刑♪ |
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は? | |
死 ね ! |
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少年は火のついた爆竹を赤ん坊の口の中に放り込み、赤ん坊の口を閉じた! |
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な!? ばかな!? |
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なにを!? |
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ばいばーい? | |
ふ ぎ ゃ っ ! |
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赤ん坊の頭部は… 割れた水風船のように粉々に砕け四散する! 赤ん坊の頭部は爆竹の爆発で死散した! |
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何をしてるんだ! この男は! |
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また汚いモノを処分してしまった♪ |
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ふぎゃぁぁぁ! ふぎゃぁ! |
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ふぎゃぁぁぁ! ふぎゃぁ! |
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ふぎゃぁぁぁ! ふぎゃぁ! |
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危険を感じた赤ん坊が一斉に大声で泣きだす。 新生児室は一瞬で地獄へと変異した。 |
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まだ不細工がいるよな♪ | |
殺処分♪ 殺処分♪ 14才の少年は次々と赤ん坊の口の中に爆竹を放り込む。 |
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バチュン! |
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バチュン! |
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バチュン! |
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バチュン! |
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!?!?!?!?!? | |
ふぎゃぁぁぁぁ! | |
1人の赤ん坊が死に物狂いで逃げようとする。 新生児とは思えない動きで逃げようとする。 |
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逃げるなよ♪ | |
14才の少年は逃げようとする赤ん坊を取り押さえ… 赤ん坊の口に爆竹を放り込んだ! |
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バチュン! |
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また赤ん坊の頭部が四散する! |
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はは♪ はははははは♪ |
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な・・・半笑いで!?!? どんな理由で!?!? |
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凶悪犯罪を見なれている女銃鹿も、犯人がなんのために赤ん坊を殺すのか理解できない。 女銃鹿は混乱する。 |
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ブサイクに人権ナシ! | |
学校でもテレビでも漫画でもアニメでもそーなってるんだよなー♪ 世の中は残酷(ざんこく)だよな。 |
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バチュン! |
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バチュン! |
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14才の少年は、10分たらずで9人の赤ん坊の頭部を爆竹で爆破した! 可愛らしいデザインの新生児室は一瞬で血の池地獄に変容する! |
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なんだそれは! | |
やめろぉぉぉおおおぉおぉおおぉおぉ! |
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さてさて♪ 残るは美人の赤ん坊♪ |
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ナイスJA(女子赤ん坊) |
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ふぎゃぁぁ! ふっぎゃぁぁ! |
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生き残った最後の赤ん坊は恐怖で震えている。 生まれたての赤ん坊が恐怖で失禁をしていた。 |
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いいね♪ 久しぶりに興奮(こうふん)する♪ |
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JS(女子小学生)とかJY(女子幼稚園)とか初心者はもう卒業♪ 僕はJA(女子赤ん坊)という新境地を目指します。 |
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JA??? 何を言ってるんだ? |
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セーーット! | |
男はピクニック用のビニールシートを引き、赤ん坊をその上に乗せた。 |
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床に体液が残ると困るよね♪ | |
キチンと証拠を隠蔽(いんぺい)して 楽しんだ後に放火をして全てを隠滅(いんめつ)すればなお安心だね♪ |
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床に体液? ま…まさか… |
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では♪ | |
では! 14才の少年が赤ん坊の両肩をつかむ。 |
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びゃあ! びゃあぁぁぁ! |
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いや! いくらなんでも赤ん坊相手に! |
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・・・・・・。 | |
いただきます。 |
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びゃぁああぁあぁあぁ! |
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ああ♪ いい♪ |
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14才の少年は ・・・・ ・・ 赤ん坊をレイプし死ぬまでもて遊んで殺した その行為は人の行動とは思えず文章で表現することさえも禁忌(きんき)となりうる鬼畜の所行であった! ゆえに本編ではあえて詳細な描写をしない。 ※ホントは1回文章を書いたけど、残虐シーンが超平気なブログの管理人が吐き気を感じたので消しました。 |
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やってることが… 人…じゃない… |
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獣でもない… 悪魔も越(こ)えている… これはなんだ? |
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ああ♪ 死体もいい♪ |
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・・・・・・。 | |
この悪魔がぁぁ! | |
女銃鹿が何度も犯人を銃撃する! しかし! 過去の映像にすぎない犯人には当たらない! |
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よかった! ベスト! |
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すばらしい! すんばらしぃっぃぃ! 男は赤ん坊の残骸(ざんがい)を見下ろしながら、悲鳴のような笑いで歓喜(かんき)した。 |
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・・・・・・。 | |
狂った自分に酔いしれる! これ以上の快楽はぬわぁい! |
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JA! JA! JA! JA! 犯人は奇声を上げながら小躍(こおど)りした。 |
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殺 す ! |
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犯人はどこだ! |
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犯人はドコだぁあぁぁぁあぁぁぁぁあ! |
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女銃鹿の義憤(ぎふん)が暴走する! 女銃鹿が犯人を憎(にく)む! 恨(うら)む! 犯人を苦しめて殺したくなる! ・・・・ ・・ その怒りは、かつて復讐で身を滅ぼした男の怒りにも似ていた。 「復讐で身を滅ぼした人」 ・・・・・・ ・・・・ ・・ ・・・・・・ ・・・・ ・・ 1時間後。 |
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・・・・・・。 | |
・・・・・・ ・・・・ ・・ 夜の展望台はいつのまにか雨が降(ふ)っていた。 女銃鹿は夜の展望台で地べたに座りうなだれている。 |
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・・・・・・。 | |
女銃鹿の顔は死者のように真っ青だった。 銃を握りしめた右手が小刻みに震えている。 |
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ブーン。 ブーン。 |
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そんな時。 女銃鹿(めじゅうか)のスマホが振動した。 |
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はい。 女銃鹿です。 |
|
女銃鹿は地面に落ちていたスマホを拾(ひろ)い応対する。 |
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ああ、俺だ。 三号だ。 |
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最近、俺の存在を忘れてないか? 「ほとんどモブキャラになった売れ杉三号。ブログの管理人も存在をよく忘れます」 |
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ああ、三号君ですか? | |
そういえば事件現場の確認を頼みましたね。 |
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今、産婦人科病院連続放火事件の現場にいる。 | |
今から事件を調べるから冤罪(えんざい)スレイヤーで入手した情報をくれ。 |
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犯人は… | |
犯人の名前は阿寒望札(あかんぼうさつ)事件当時は14才ですね。 |
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犯人は14才! | |
14才なら未成年だよな? 今回の調査は中止にしないか? |
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中止? なぜですか? |
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人間の世界には少年法というルールがある。 | |
子供なら処刑しちゃいかんだろ。 |
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少年法ですか? 少年法があるから処刑しないと? |
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そうだ。 | |
ある程度は人間のルールを尊重すべきだと思うぜ。 子供の犯罪者なら更生してまっとうに生きる権利ぐらいはあるかもしれん。 |
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・・・・・・。 | |
ん? どうした女銃鹿? |
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さっきから歯切れが悪いぞ。 言いたい事があるなら… |
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阿寒望札(あかんぼうさつ)は… | |
処刑しました 「阿寒望札(あかんぼうさつ)は処刑しました」 |
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は!? 処刑!? |
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阿寒望札(あかんぼうさつ)は赤ん坊を大量虐殺(ぎゃくさつ)した化物です。 | |
死んで当然ですよ。 年齢は関係ありません。 |
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マジか!? | |
というか 事件の裏を取る前に犯人を処刑したのか? |
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あ・・・ | |
冤罪スレイヤーだけでは信用できないから、直接現場を調べて事件の裏を取るといったのは女銃鹿じゃないか! | |
どういうことだよ! 失敗に懲(こ)りたんじゃないのか! 「女銃鹿は過去に無実の父親を殺している」 |
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・・・・・・。 | |
同じ失敗を繰り返さないために、慎重な行動をしないと駄目だと思うぞ! | |
・・・・・・。 | |
ですね。 次は気を付けます。 |
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ブチっ! | |
あ! 通話を切った! |
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突然、通話を切られた3号は何度も女銃鹿に連絡をするが返事がない。 完全にシカトされたようだ。 |
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・・・・・・。 | |
なんでだよ女銃鹿! ガン無視はかっこ悪いぞ! |
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というか、女銃鹿大丈夫なのか? 何もないさら地で3号は困惑(こんわく)した。 ・・・・・・ ・・・・ ・・ 同時刻。 雨がふる深夜の展望台。 女銃鹿は地面に座り込んでうなだれている。 |
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・・・・・・。 | |
駄目ですね… これでは… 冤罪(えんざい)が起きないように以後気をつけなければ… |
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・・・・・・・。 | |
女銃鹿(めじゅうか)は上を向き、真っ暗な雨雲を見る。 雨足が徐々に強くなり 雨が女銃鹿の顔面を激しく叩き続けた。 ・・・・ ・・ |
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現実の凶悪犯罪があまりに下品で最低すぎて、義憤(ぎふん)が押さえられません。 | |
凶悪犯罪は実際に見るとあまりに酷過ぎて… 理不尽で… それでも裁(さば)かれない犯罪者が多すぎる。 |
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・・・・・・。 | |
なんなんだよ! あいつらは! |
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女銃鹿の心が怒りにのまれ 心の中で犯罪者を何千回も殴り殺した ・・・・ ・・ 犯罪者を殴り殺した心の中の女銃鹿は犯罪者のように笑っていた |
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最低です… | |
女銃鹿は雨に濡れながら体育座りでうずくまる。 10本の髪がストレスで白髪(しらが)になっていた |
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潰(つぶ)れるなよ。 女銃鹿。 |
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おまえには最後まで戦ってもらう。 いつのまにか女銃鹿の背後にいた日本狼が小さくつぶやいた。 「この話の最大被害者 冤罪スレイヤー君。(本名:大目玉)エロ楽しい世界を見るために女銃鹿の目になったのに、女銃鹿がグロ映像ばっか見るから死にたい気持ちになっている」 |
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