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∞射程の女銃鹿 なゐの神衣の考え

  第37話
f:id:mesgamer:20180604052100g:plain 60G「女銃鹿に島乃守の情報は伝えない。だが女銃鹿に島乃守は殺させない。


2日前の出来事。


どういうことだよ!
クソオヤジ!


女銃鹿が60Gの攻撃で気絶する2日前・・・

ここは新宿にあるビルのオフィス。
そのオフィスの一室で60Gは怒り狂っていた。


「新宿にあるビル」

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「オフィスの一室」

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女銃鹿(めじゅうか)が島乃守(しまのまもり)を処刑しようとしている。


それだけだ。


「島乃守(しまのまもり)」

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60Gの目の前で目つきの鋭い男が仕事をしていた。

目つきの鋭い男は机の上で書類に判を押している。


島乃守は無実の罪で刑務所に服役中だったな。


目つきが鋭い男の名前はなゐの神衣。

彼は全てのグノーシャを管理する総管理者というポジションにいた。


「なゐの神衣(ないのかむい)」

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島乃守は女銃鹿が人間だった時の父親だろうが!


女銃鹿に親殺しをやらせるのかよ!


女銃鹿の自由意思で殺す。
それだけだ。
そもそもなんで島乃守が無実の罪で刑務所にいるんだよ!


島乃守をなぜ救わなかった?


島乃守を救うには、グノーシャの存在を警察に伝えなければならない。


そんなリスクをおかしてまで救う義理はない。


ぐっ……
それにお前も島乃守の存在を無視していたのではないのか?


救ってないのはお前も同じだ。


ぐぬぬぬぬぬっ。
60Gの負け。
お父様に口先で勝つのは無理ー。


蜻蛉斬り(とんぼきり)が、後ろにあるソファーの上であぐらをかいて座っている。

彼女は大学ノートに、TRPGのシナリオで使うダンジョンを書いていた。


「蜻蛉斬り(とんぼきり)」

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とにかく、女銃鹿に島乃守の正体を教えるからな!
・・・・・。
・・・・・。

・・・・


・・



なんだよ?
なんで黙る?
教えたら、女銃鹿は島乃守を殺さない。


一件落着だ。


なんの発展性もない。
はぁ?


意味が分かんねーよ。


このまま人間のようにノンビリ死刑をしても、女銃鹿は成長しないな。


喪失体験を味わってもらい成長したほうが良い。


だから意味が分かんねーよ。
気が変わった。
???
・・・・・。

・・・・

60G


女銃鹿に島乃守の情報を伝えるな。


伝えなかったら、女銃鹿が島乃守を処刑するだろうが!


60Gは速攻で怒り狂い。

なゐの神衣の胸ぐらをつかんだ。
なゐの神衣は表情を変えない。


女銃鹿は島乃守を処刑するだろうな。
どんだけ外道なんだよ。
女銃鹿に親殺しをやらせるつもりか?

女銃鹿には処刑と言うモノの本質を早く学んでほしい。


そして人間が届かなかった場所を目指して欲しい。

そのために親殺しという経験をさせるのも1つの手だ。



だから意味がわからないと……
何度いえば……
女銃鹿に島乃守の情報を伝えるな。
それだけだ。
ふざけるな!
クソオヤジ!


60Gはさらに激怒。


・・・・・。


60Gが激怒した瞬間…
60Gの体から、衝撃波が発生した。



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(どこから衝撃波が発生した?
この力は知らない)


衝撃波はデスクの上にあった書類を吹き飛ばし、全ての窓ガラスを破壊した。

綺麗に整頓された部屋は一瞬にして、暴徒に荒らされたような状態に変化した。



見損なったわ!
まじで見損なったわ!


完全に犯罪者じゃねーか!
痩男(やせおとこ)を非難できねーよ!



「痩男(やせおとこ)」

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犯罪者ではない。


私は日本をかえるための戦(いくさ)をしているだけだ。
戦に死はつきものだ。


なお悪いわ!
人の不幸をなんだと思っている!
言うものだな……


なゐの神衣も60Gの胸ぐらをつかんだ。

60Gもなゐの神衣も相手の胸ぐらをつかんだ状態になる。



な……なんだよ?
同意を求めるつまりはない。
非難したければ非難しろ。


人間ならば非難して当然だ。


だが…
女銃鹿に島乃守の情報を伝えたら殺す。


突然、ビル全体が脅えるようにカタカタと揺れた。


「地震が発生」
ビルで地震発生



東京で震度3の地震が発生。

地震は瞬く間に広がり…

日本全土で震度3の地震が発生した。



な…



60Gの肉体にも地震が発生した。
60Gの肉がブルブルと強制的にゆれた。


(お父様の感情が揺れるのは久しぶり…)


日本全土で発生した震度3の地震はさらに広がる!

アジア!
北米!
欧州!

世界をおおい尽くす!

ついに…





地球全体が縦に…ゆれた!



「地球全体が縦にゆれた」
地球地震


お父様。
もれてるもれてる。
少し熱くなりすぎたか。
不便な体だ。


なゐの神衣は60Gに軽くデコピンをくらわした。

60Gは2歩後ずさりして…体勢を崩し床に尻もちをついた。



(なんだこれ……?
なんでこんなに怖いんだ?)


60Gは全身が蒼白になりガタガタと震えた。
生まれて初めて感じる恐怖。

血液が全て冷水になったと思うほどの寒気を感じていた。


(こんなやりとりはグノーシャだったら大したことじゃねぇ…)


なのに魂の奥底から怖い。
遺伝子の奥底から怖い。



怖いのはしょうがない。
お父様は日本人の天敵。


「日本人の天敵」

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え?
どういうことですか?
・・・・・・。


蜻蛉斬りは何も答えない。

60Gは震えながら、床に敷いてあったカーペットを握りしめた。


(蜻蛉斬りさんもクソオヤジ側のグノーシャか…)


60Gは完全に意気消沈して黙りこくった。


再度言おう。
女銃鹿に島乃守の情報を伝えるな。


女銃鹿には様々な体験をして、より深く死刑を知ってもらいたい。


ああ……分かったよ。


60Gは拒否することができなかった。
刻み込まれた恐怖心が拒否することを許さなかった。







【女銃鹿の家】


4日後…
女銃鹿の家。



「女銃鹿の家」

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女銃鹿は2日前にビルの屋上で、60Gに気絶させられた。
その女銃鹿は自室のベッドで寝ていた。


ん……?
目を覚ました♪
2日ぶりに目を覚ました♪
さっそくガリガリ君コーンポタージュ味でつくったオカユを食べて、元気になってもらうの。


女銃鹿の妹と三号は女銃鹿を看病していたようだ。

女銃鹿の枕元にはガリガリ君コーンポタージュ味と米でつくったオカユが皿に盛られている。

オカユには食べ物で遊んだ形跡が残っていた。


「三号」

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「女銃鹿の妹」

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ここは?
私の家?
60Gちゃんが気絶したお姉ちゃんを送り届けてくれたの♪
見た目はヤクザだけど気さくな人だったなー。


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60G「詳しいことは言えないが、俺は女銃鹿の味方だからな」


……と言ってそのまま帰ったぜ。


味方?
ん?
どうした?
味方ではないですよ。


処刑の妨害が60Gの目的です。


お姉ちゃんは相変わらず処刑ちゃんだねー。


私はお姉ちゃんの処刑には手を出さない方針だから、関係ないけどね。


手を出さない方針?
ちょいむかしは、お姉ちゃんの処刑にガンガン口出ししてたけどね。


お姉ちゃんの処刑に口出ししすぎると、お姉ちゃんに嫌われるからやめたの。

目先の人間関係に流されまくるよ。


女銃鹿は死刑のことになると怒るよな。
60Gは今どこに?
2日前にお姉ちゃんを家に置いてから、どこかにいっちゃったよ。


連絡がないから分からないの。


!?


女銃鹿はベッドから飛びおき、机のひきだしを開けた。

そして中からニューナンブm60という名の回転式拳銃を取り出した。


お……おい……
いきなり戦闘か?


女銃鹿は窓を開いて窓の外に銃口を向けた。


ターゲットは島乃守がいる岩手県の終刑務所(おわりけいむしょ)


終刑務所の屋根を銃撃します。


終刑務所?


女銃鹿はニューナンブm60の引き金を引いた。

ニューナンブm60の撃鉄が振り下ろした拳のように雷管を叩いた。



…っらえ!


ニューナンブm60が火を噴いた!


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女銃鹿の銃撃は∞の銃撃。

愛知県で放たれた銃弾は、瞬く間に岩手県に到達!



どうでる60G。


銃弾は岩手県の終刑務所に向かって直進した。


・・・・・・


・・・・


・・






女銃鹿に親殺しはさせねぇ!


岩手県のどこかで60Gが吠えた!

終刑務所の100m手前にある山中で、何かが上昇した。



「何かが上昇した」

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!?


その何かとは50口径弾だった。

アンチマテリアルライフルに使われる極大のライフル弾。



「50口径弾」

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ふん。
通常射撃か。


女銃鹿のはなった銃弾は50口径弾の40m手前で……


砕けて消えた。


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私の銃弾が砕けた?
敵の弾に接触してないのに砕けた?


女銃鹿は何がおきたか分からずに困惑した。







【終刑務所の100m手前にある山中】

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60Gは終刑務所の100m手前にある山道にいた。


迎撃完了。


60Gは銃を所持していない。
大量の50口径弾がはいったエコバックを肩にぶら下げていた。


俺の手のうちは知られてねーしな。
しばらくは確実に守りきれるだろ。


60Gはなゐの神衣の言葉を思い出した。


ちっ。


なゐの神衣「女銃鹿に島乃守の情報を伝えたら殺す」


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女銃鹿に島乃守の情報は伝えない。


だが・・・

女銃鹿に島乃守は殺させない!

俺が絶対に阻止する!



それで問題ないよな。
クソオヤジ!


60Gは1人で悪態をついた。


「終刑務所」

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